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ECサイトの運営・運用

ECサイトの開発はやり方次第で初心者でもできる

「ECサイトの開発」という場合、構築と同義で使われることが少なくありません。ここでは、ECサイトの構築規模について、またプログラム言語の利用頻度など、EC初心者が最初に不安になりそうな点について解説していきます。

ECサイトの開発に必要な専門知識はやり方次第

コンピューターに関わる場合に「開発」という言葉を使うとプログラムを組んで作り上げていくプロジェクトというイメージがあると思います。しかし、ECサイトの場合は実際のところ、そこまでのことはなく始めることができます。実際にそこまでの話になるような新規プロジェクトの数は絶対的に多くはありません。

ほとんどの場合、ECでの開発という言葉は構築などと同じように使われています。つまり実際にECサイトをユーザーが使えるようにするまでの作業です。そのため、ここでの記事の多くもここまで開発という言葉を使わず、構築という言葉で統一してきました。

実際、厳密に開発という意味を考えると、なんらかのプログラムに使用する言語を用いて作っていくということになるはずです。しかし、ECのサイト構築における共通の認識としてはそこまでのケースを示さずに「ECサイト開発」という言葉が使われています。多くのサイトでは「開発=構築」として説明されています。

ECサイトの構築方法については「ASP」「パッケージ」「フルスクラッチ」といった方法があり、さらにパッケージには無料で利用出来る「オープンソース」、ASPとパッケージのメリットを融合させた「クラウドEC」といった方法があります。

構築方法の分類などについては以下の記事も参考にしてください。

【参考】ECサイトの作り方〜初心者ほど開設後の運営を意識して作ろう

ASPは知識の要らないECサイト開発の代表格

専門知識も必要なくECサイトをつくる方法の代表はASPによる方法です。事業者ごとに可能なカスタマイズや金額の設定は違います。無料であったり月額をリーズナブルな価格で設定しているようなASPの多くはプログラムに関わるような専門知識は必要ないのも特徴といえます。それでもECサイトとしての機能は十分に備わっています。

ASPはベンダーと呼ばれる事業者がECサイトとしての機能をもったサイトを用意して、利用者がある程度カスタマイズして利用できるサービスとして提供しています。基本的には月額で料金が発生しますが、無料で提供して販売額から手数料を徴収するものもあります。

多数の事業者があり、規模としては個人の趣味から、企業向けのある程度大規模に対応する、ビジネス対応ASPもあります。そうした中から合うものを選択することになります。事業として企業がおこなう場合はそれなりのASPを選択する必要性が高くなります。

先にも述べたように月額の料金が低く設定されているものほど簡単にセットアップできる傾向があります。そうしたものであれば、せいぜい、簡単なHTMLが記述できれば十分です。実際にはそれさえも必要なく、キーボードで入力フォームを埋めることさえできればECサイトを始めることができるでしょう。こうしたASPは「30分で始められる」といった売り文句さえ聞こえてくるほど簡単です。

フルスクラッチでは専門知識必須

簡単に始められるASPとは全く反対の、もっとも手間のかかる構築方法が「フルスクラッチ」です。これはECサイトのすべてをオーダーメイドで作る方法です。もっとも費用がかかり、手間もかかるやり方です。この方法まで来ると逆に「ECサイト開発」という言い方に対して全く違和感はありません。まさにECサイトとして機能するシステムの全てを開発します。

こうなると専門知識は山のように必要になります。開発するために必要な言語は、どういった方法で構築するのかということに関わってきます。HTML、CSSはもちろんですがJAVAやPHPなど様々です。やり方に合わせて必要になってくるプログラム言語は変わってきます。

こうした知識は構築だけでなく、実際にサイトが公開されて運営が始まった後にも管理やメンテナンスしていくうえで必要になります。

自由度の高いASPやパッケージではWEB知識は必要

無料ASPからフルスクラッチまで、右と左の両端を見てみましたが、その間にあるような構築方法では、自由度が高くなることに応じて、開発には知識が必要になってきます。ASPでも、自由度が高くなり、カスタマイズできるようになっているものであればあるほど、HTMLやCSSは必須になってきます。パッケージでは、サーバに関わる知識も必要になってきます。

もし便利に使えるように工夫していこうと考えているのであれば、プログラム言語について知っているほうがより自由にカスタマイズができるようになります。豊富な機能を連携させて、スムーズに動作させるためにはそうした知識や技術は欠かせません。

つまり構築方法の自由度や拡張性にともなって、それを活かそうとすればするほど専門的な知識や技術が必要になってくるということになります。

プログラム言語は知らなくてもECは始められる

ECサイトの構築は、それぞれの企業や商品の性質によって、最適な解には違いがあります。そのため、自由度が高いということはそれだけその最適解に近づけ易いということになります。そうした背景から、自由度の高い構築方法は重要視されます。結果的にECサイトの構築についてもプログラム言語の需要が常にあるという状況があります。

しかし、オンラインショップを始める時点で、企業の担当者が必ずこうしたプログラム言語を習得しているかといえば、恐らくしていないことのほうが多いはずです。最初から一人で始めるような規模のECサイトについてフルスクラッチでのサイト構築を試みる必要性はありません。それはほぼゼロに近いレベルといえます。

始めはサイトの初期構築に膨大な費用をかけるよりも、人が集まるサイトにしていくことに注力するべきです。ECサイトは壮大なものを作ることが目的ではなく、売上をあげ、収益化することが目的なのですから。

プログラム言語についても同様です。他の記事でも「ECについていえば必須の知識ではない」ということについて説明しています。パッケージのベースとして使用されているRubyや、そのRubyをベースに使われているRailsなどは特定の場面であれば、つまりRubyやRailsで開発されているパッケージなどを利用する場面であれば役に立つ場面もあるでしょう。

しかし、そうでなければそのプログラム言語を記述できるとしても使う場面がありません。宝の持ち腐れです。JAVAはプログラム言語学習者に高い人気がありますが、それさえも触れる機会はないかもしれません。

【参考】ECサイトを始めるなら Rubyって必須?!

ECサイトを運営するならJavaは必須?そんなことはありません

サイトの運営を考えるのであれば、そうしたプログラム言語を学ぶよりも、もっと全体的なことを知っておく方がよいでしょう。ECサイトも古くなるためです。耐用年数は5年と言われています。これは初期構築にいくら費用をかけようとも、技術の進歩が進んでいるインターネットの世界では避けようのないことです。

最初は簡単にASPでもいいのでまずはECサイトを始めること

物事を始めることというのは大変なエネルギーが要ります。そう考えると手法はなんであれ「ECサイトを始める」ということが重要なのではないでしょうか。

一度始めると、変更するのは大変なこともあるので、ASPの選択などは慎重に行う必要はあります。しかし、それでもゼロを1にすることより、1を2にするほうが、いろいろなハードルが低いのは事実です。

安易に無料ASPで始めるのは考えものですが、プログラム言語などの専門知識を身につけるのに労力を使うのであれば、そうしたコストは最終的に専門家に依頼することを考えて、ECサイトを使っていかに利益をあげるかをかんがえたほうが効率的といえます。

プログラム言語自体がECサイトの利益をうむのではなく、あくまで商品が利益につながるということを忘れないようにしましょう。その上で予算が許す範囲で、それぞれの特徴を捉えて構築方法を選定するほうが効率的ではないでしょうか。

インターネット上で商品を販売したいということであれば、必ずしもECサイトの構築を考える必要がない場合もあります。モール型ECサイトへの出店です。Amazonや楽天市場は、ネットショップで買い物をしたことがあるという人であれば、一度は利用したことがあるのではないでしょうか。

こうした大型のECサイトで商品を販売するということであればさらにプログラム的な専門知識は必要ありません。ただし、モールでの販売はECとしては不完全な状態で続いていくこともあります。

インターネットに関わる業界は分業が進んでいます。そのため、インターネットのプロと言ってももはや万能に何でもできるという人にはなかなか出会えません。全部を知ろうというのは姿勢はよいですが、全部できるようになることはもはや困難な状況ともいえます。

【参考】自社ECサイトはモールに出店していてもやるべき3つの理由

構築方法によって改良できること、できないことに違いがある

ASPにはECの基本的な機能である決済や在庫管理、顧客対応のためのメール送信などはすべてそろっています。無料ASPであってもこのあたりは同様です。とはいえ、基本的なこととして、構築方法によって、将来的に可能なことと不可能なことの差は確実にあります。

たとえば決済方法を拡充させるといったことはASPでは難しい部分があります。そのため、メインにしたいユーザー層に合わせた決済方法の利用ができるASPを選ぶといった作業は事前にしておく必要があります。

また、画面遷移やレイアウトの大胆な変更などには対応しない場合もあります。こうしたことを速い段階でどうしても導入したいと考えていくのであれば、予算が大きくなったとしてもクラウドECやパッケージでの構築を考えたほうがいいかもしれません。

構築方法の選択のポイントはこうして考えると、ECサイトを運営していくうえで、何がしたいのかという点を明確に持っておくことともいえます。構築方法によってできないことも決定されていきます。

実際のところ、初めてECサイトを作ってやってみようという人がポイントを捉えて、決断を行うのは難しいことです。運営していくうちに「こういった機能があったら良かった」などと気づくことも少なくありません。

しかし、ECサイトの運営は初心者にとっては基本的に試行錯誤の連続です。できないことにぶつかった場合はその事実を受け入れ、リニューアル時の懸案にしておくことしかできません。

適材適所でプロに依頼する

ずっと個人レベルでやっていこうというのであれば、あまり考える必要はありませんが、企業として取組むのであれば、外注については真剣に考えるべき案件といえます。

スムーズにECサイトを構築し、運営していくことを考慮するのであれば専門家、つまりWEB制作会社に依頼し支援を受けるに越したことはありません。また、構築だけでなく、運営も同様です。ECサイト自体が専門性の高い部分も多く、かつ運営には幅広いノウハウが必要なので、広告の運用を検討したり、商品の掲載写真ひとつにしてもそこにいろんな専門性が必要になってきています。

そのため、ECサイトのそれぞれの領域についてプロがおり、対応できる企業があれば、そうした企業に依頼することで効率は格段に上がります。こうしたプロに依頼するメリットは、技術だけでなく、時間的な部分での効率化も含まれています。自力でやろうと考えていた予定よりも早くにオンラインショップを公開できれば、その分だけ販売機会が増えるということになります。

もちろん、プロに依頼すれば外観や操作感などの部分などに対しても仕上がりに差が出てくるはずです。

外注先の選び方には要注意

もしECサイトを外部へ依頼するということであれば、運営代行なども行う制作会社へ依頼するのが良いでしょう。実際にデザインだけでなく運営にも関わることもある企業であれば、それだけECサイトの運営についての経験をふまえて構築について考慮しアドバイスを出すことが可能です。

ECサイトのあり方は企業や商品によって最適解が異なるという話は先に述べていますが、それでも経験による部分でノウハウを活かして正解の大枠を意識しながら構築を進めることができれば、公開後の軌道修正も少なく済みます。また、構築時に関係を作っていくことで、お互いにある程度の信頼関係をもっておけば、もし運営に対してもサポートを受けたいと考えた場合にはスムーズに話がすすむはずです。

もちろん、惰性で業務に当たるような関係では結果は出せません。しっかりとお互いに相談と報告をし、具体的な提案を受けて実施できるような信頼できる企業を選ぶことが重要なのはいうまでもありません。

実際に「開発」と呼べる規模のECサイトを構築したいと考えるのであれば、その規模に比例して一人での構築は実現し難いものになります。プロフェッショナルなチームでの制作はいずれ必要になると考えておきましょう。

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