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ECサイトの保守費用〜運営担当はその必要性と内訳を知ろう

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ECサイトにとって保守作業は欠かすことができません。それに関わる保守費用についても同様です。そのため、単純に保守費用について「安く済ませる」と考えて運営に当たることはリスクを生じさせることもあります。ここでは保守費用の仕組みの初歩的なことについて解説します。

保守費用はECサイトを維持管理するための費用

ECサイトは構築が完了したらそれ以上出費はないなんてことはありません。集客し、サイトのサービスを向上していくための運営に関する費用がなんらかの形で必ず発生します。また、その他にもサイトが常に安全に快適に利用できるように維持していく費用が発生します。オンラインショップのデザインが完了したら、それ以上は費用がかからないと考えるのはまさに早計です。

この中でもECサイトを安全で快適に利用できる環境を維持していくためのものが保守費用です。そして、この「保守費用は必ず発生」します。保守費用には同じことを指している言葉も多くあります。「管理費」や「メンテナンス費」「保守管理費」などは同じ意味合いで使われる言葉です。

保守費用の内訳

ECサイトを保守するためには主に以下の費用が内訳としてあります。

  • サーバーに関わる費用
  • システムの使用料
  • セキュリティなどのアップデート作業費用

この他に、エラー修正対応なども保守といえます。ECサイトは動的なWEBですので、何かのきっかけでシステムがエラーを起こすこともあります。そうした場合は、放置しているとそのままエラーを出し続けることになるため、修正作業が必要です。

サーバーに関する費用はECサイトのデータを置いて、閲覧可能な状態にするためには絶対に必要です。サーバーがなければECサイトは存在できませんが、それは継続的にサーバーに関わるなんらかの費用が発生することも意味します。もしサーバーを自社で構築するオンプレミスであったとしても電気代やスペースに関わる賃料コストなどが必要ですし、技術者に関わるコストも発生します。他にもドメイン使用料など、何かと費用が発生してくる項目です。

システムの使用料金はオープンソースなど構築方法によっては発生しない場合もあります。しかし、なんらかのシステムを使っている限りは多くの場合で発生するものです。もし、こうしたものに対する月額使用料などへの出費を渋れば直ちにECサイトはクローズします。

アップデートについて発生する費用とは、インターネットの仕様上のアップデートなどに関する費用です。セキュリティの脆弱性などがあった場合は、そのままにしているとサイトを乗っ取られてしまうクラッキングなどの被害に会う可能性もあります。顧客データを扱うECサイトでは安全面への考慮は欠かすことはできません。

こうした保守に関わる費用は、構築方法によって変わってきます。ASPカートでの構築について保守費用が少なくすむのは、サーバーやアップデートに関わる費用が、システム利用料に含まれているからです。

もっとも「保守」という概念を広げていくと、例えば誤字脱字の修正や、画像の更新なども含まれるかもしれません。こうした範囲の部分については、社外に発注するようなケースでは保守費用の契約に関わってくることになります。契約した料金に含まれているのか、あるいは別途の料金として追加で発生するのかは、契約したプランや、それぞれの企業間の取り決め次第ということになります。

保守費用の絶対的な必要性

「可能な限りコストを圧縮したい」と考えるのはビジネスの世界では当然のことです。ただし、中には絶対に削ってはいけないコストもあります。売上につながっているものや、そのビジネスの土台を支えているものもあるからです。

そうした費用を削ると、それまでの売上を失ったり、うまく運営できなくなり、余計にコストを生む可能性さえあります。そのため、コストの扱いについては慎重にならなければいけません。保守費用もその一つといっていいでしょう。

ECサイトにとっても同様で、もっとも慎重に扱うべきコストの一つです。例えばサーバーの費用は家賃のようなものです。これを削って安いレンタルサーバーに変更すれば保守費用は確かに安価になります。その代わりにサーバーの性能が低くなってしまい、アクセスを同時にできる数が限られ、すぐにダウンしてしまうといった可能性を生むことにもなります。

これは現実に置き換えると理解しやすいかもしれません。要するに家賃が安くなる分は、古くて狭い不便な部屋に引越した結果と同じようになる可能性などがあるということです。しかし、実際に現実世界でも保守費用を節約し過ぎて大事故になる例は実際にあとを立ちません。

保守に関しては、どういった項目も基本的なことに関わってくるため、削減することで大幅にそのオンラインショップのスケールをダウンさせてしまうリスクがあると考えておくのがよいでしょう。

そのため、そもそもゼロにはできない費用と考えておくことが重要です。保守費用は基本的に検索順位を上げたりプラスアルファをつくるためにするためのものではなく、スタートラインに立つためのものです。そのため、この費用を削るということはものごとがマイナスになっていく可能性があることを把握しておきましょう。安全性の低いサイトや不具合の多いサイトでは誰もが購入を避けるようになっていきます。

いくら販売されている商品の価格が安くても、リスクのある場では購入する気持ちが萎えてしまいます。

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外注の場合、その金額は作業内容次第で変わる

実際に保守費用の相場はどの程度なのでしょうか。規模などにもよるためその解答は容易ではありません。

例えば先に出てきたカートASPであれば、月額利用料で済むということになります。サーバーをわざわざ借りることもありませんし、アップデートに関してはASPのベンダーまかせです。ただし、ベンダー側でトラブルがあればその影響を直接的に受ける可能性があります。

無料のASPでは保守費用が発生しないように思えますが、結局のところ、販売手数料を徴収されており、その中にそのための金額が含まれていることになります。要するにどんなASPもコミコミの金額設定になっているということになります。

もしサーバーをレンタルする場合は、大体標準的なレンタルサーバーであれば月額1000円程度です。この金額で始まり、規模やスペックによって月額の費用はどんどん上がっていきます。オンプレミスでのサーバー管理は月100万程度かかることはざらにあります。この金額は規模や仕様によっても変わってきます。また、管理するにはサーバーに関わる専門的な知識も必要になってきますので、それなりにコストが発生することはやむを得ないといえます。

ドメインは取得するものにもよりますが、年で1000円程度です。企業ドメインとして信頼度の高いco.jpは5000円ほど発生します。レンタルサーバーであればこうした費用は月額として見えやすく、一度契約してしまえば、変更しない限り変化しない固定費と考えることができます。

多くの人が問題にするのはメンテナンスに関わる費用です。基本的に人件費であり、技術料です。作業が複雑になっていくほど、費用は膨らむと考えてください。システム開発にある程度の金額をかけた場合、こうした費用も後々発生していくことが少なくありません。また、規模が大きくなるとそのために社内に専門の部署を設ける必要が出てくる可能性もあります。

もちろんセキュリティアップデートなどの作業は、トラブルがなければ時間もそれほどかからず簡単に終わることもあります。逆に変更によって、サイトに多くの不具合があれば大問題となります。そうした事象にしっかりと対処していく必要があるので作業量は膨大になっていく項目です。

こうした金額について、相場を語ることは少しナンセンスな気がします。外注で専門の業者に依頼する場合に、一様ではないものに対して相場で価格の相談をするのは無意味です。

それよりはどういった作業内容で、どれくらいの作業工数になりそうなのかといった見積もりと、実際の作業での状況などをしっかりと把握していくことが価格面で失敗しないためには重要です。

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保守と運営代行は違う

こうした保守作業はあくまでサイトを維持していくためのものです。ECサイトの運営はECサイト自体で利益をあげていくための活動ですので、保守作業も含んだもっと積極的な営業活動と考えた方が良いでしょう。SEO対策や広告、SNSの運用は明らかに保守作業ではないことはお分かりいただけるかと思います。

その上である程度の規模のECサイトでは自社だけでなく、外部の企業と協力しながらサイトを構築し、技術的な部分でサポートを受けているケースが多いと思います。その中で保守作業は特に専門性に関わる部分も多いため、WEB制作会社などに依頼して保守契約を結んでいるケースも少なくありません。

運営代行は、さらに集客やコンバージョンの改善などにも関わって、サイト全体の売上を上昇することを目的にしています。そのため、根本的に保守作業とは異なる部分があります。もし、保守作業を依頼している企業に運営自体もサポートをしてもらうと考えるのであれば、その他、別に費用が発生するということになります。しかし、これも結局のところは費用対効果よる判断をすべきということがいえます。

外部企業に発注することで空いた手をさらにプラスの作業に回すことも考えられます。最終的には考え方次第です。代行に興味のある方は参考リンクの記事もぜひお読みください。

【参考】ECサイトの運営代行で利益の最大化をめざせるネットショップを作ろう

ECサイトを代行で運営〜それぞれに事情にあった会社選び

ひとつ、ここでしっかり覚えて置かなければいけないことは、保守費用自体は必ずなんらかの形で発生するものであるということです。本文中でも再三記載していますが重要なことですので、最後にもう一度お伝えします。

実際、保守費用自体は利益を生んでいるように見えないことも多いため、現場から遠いと削減の対象にしてしまう人も少なくありません。

しかし、継続性をもって取り組もうと考えるのであればしっかりと考慮しておくことが重要です。

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