要チェックにゃ

BLOG・COLUMN

集客カテゴリ量産型ECサイト構築

ECサイトを開設する基本手順の概要解説~計画から運営まで

オンラインショップを初めてみたいという場合、まずはプランを考えることが重要です。ここでは主に初めてECサイトを始めようという人に向けて、増え続ける構築方法の選択肢の中から現実的な方法の提案や、その後の作業などの大まかな段取りを解説します。

ECサイトの開設はプランから

ECサイトを持とうという場合、手順は基本的に以下の順番で行われます。その上で、それぞれの選択肢によってやらなければ行けないことが間にさらに挟まってくることになります。

計画(構想や規模の策定)

構築方法の決定・契約

構築作業の実施、コンテンツ作成、EC運営の体制作り

ローンチ(開業)

運営・プロモーション

実際に計画の中身は以下のようなことが決まっているだけでも違います。

  • 最初にどういった商品を販売したいのか
  • どれくらいの生産数、または仕入れが可能なのか
  • 出荷可能数と期間
  • どういった客層を狙っているのか、あるいはどういった客層に受け入れられているのか

などを考えておくと、目指すべき売上目標が見えてきます。そうした資料やヴィジョンをしっかりと考え、揃える、あるいは割り出してみることでどの程度のサイト規模が必要になってくるかが見えてきます。

こうした計画を考えることで、ECサイトの方向性も見えてきますし、構築方法の決定も含めて選択肢をスムーズに絞ることができるようになります。また、それ後のデザインの決定やコンテンツ作成などについても方向性が見えてきます。途中でこうしたUIについての方向性を変えるのは全く無しではありませんが、変更には大きな労力が発生することは意識しておいたほうが良いでしょう。

構築手段は4つ、最初の選択肢は2つ

構築方法に関しては他の記事でも何度か解説しています。主に選択肢としては4つあります。

  • フルスクラッチ
  • カートASP(クラウドEC含む)
  • パッケージ(オープンソース含む)
  • モール型EC

その中でも自分でECサイトを持つという意味では主な選択肢はカートASPかパッケージの2種類になります。

構築方法の詳しい説明としては以下の参考になりそうな記事のリンクを確認してください。

【参考】ECサイトの作り方〜初心者ほど開設後の運営を意識して作ろう
ECサイトの構築と考え方の基本は集客
ECサイトをオープンさせよう!ローンチ時のチェックポイント解説

カートASPについての開設手順の概要

まずハードルが低く、幅広く受け入れられそうな選択肢としてはカートASPがあります。カートASPはECに必要なものがほぼ全て揃っており、ASPと契約するだけで、それらが手に入ります。

そのため、基本的には初期の申込が完了すればすぐに構築作業に写ることが可能です。利用料についてはクラウドECという手法も含めると月額は無料〜数十万と幅があります。クラウドECをASPに含めることについては議論の多いところですが、仕組みとしてはASPの派生と考えると理解しやすいです。

ASPは最近では無料で開設できるものもあり手軽なものが流行しています。サービスを提供する事業者により傾向も違うため、「ASPでショップを開設しよう」と決定した後はどの事業者にするかという選択をする必要があります。

無料、有料、そしてクラウドECなどについては下記のリンクを参考にしてください。

【参考】ECサイトのASP~いろいろあるけど、企業向けならどう選ぶ?

どこがオススメ?!ECサイトを無料で開設できるASPを比較

注目のECサイト構築方法、クラウドECはASPとパッケージのいいとこ取り?!

ASPを選択する目安としては以下のようなことが言われます。

  • 個人はBaseやStoresなどの無料ASP
  • ECの売上1億まではカラーミーショップやMakeSHOPなどの有料ASP
  • 1億以上はクラウドEC

無料ASPであっても売上をあげていくことは目指せますが、受注ごとに発生する手数料が利益を圧迫するため、そのあたりを考慮する必要があります。ただし、構築自体はものすごく簡単です。感覚としてはSNSのアカウントを作成するのに近いとも言われています。

拡張性に優れたパッケージ、初期費用を抑えたオープンソース

もし以下のような状況や要望があるのであればパッケージによる構築も選択肢になってきます。EC-CUBEなどオープンソースでのECパッケージを利用するのであれば初期費用を抑えることも可能です。

  • 技術力がある
  • ある程度自由にサイトを作りたい
  • ASPでは機能などが十分ではなく計画にはまらなかった

ハードルの高さではASPより格段に上がりますので、初心者が考える第一の選択肢としては確実にASPに道を譲ることになります。しかし、頭の隅には入れておくと良いでしょう。

オープンソースは「誰でも自由に利用し、技術を高めていこう」という方針があります。そのため、利用に関して料金は発生しません。実際のところ有料のECパッケージも無料のオープンソースをベースに作られたものも少なくありません。

オープンソースやパッケージについては以下の記事も合わせて参考にしてください。

【参考】ECサイトをEC-CUBEで構築するメリットとリスク

ECサイトをオープンソースで作るメリットと注意点

パッケージでの構築を決定した場合は、このシステムを利用してネットショップを構築することが可能な知識を持った技術者の確保、サーバーの準備が必要です。パッケージはECサイトに必要なプログラムをカスタマイズして使いますが、そのプログラムをインターネット上に置いて、ユーザーが閲覧可能な状態にしなければ行けません。そのためのスペースがサーバーです。自社内で構築することもできますし、レンタルも可能です。しかしいづれにしてもメンテナンスなどが必要で、費用が発生することも覚えておきましょう。

【参考】ECサイトを始めるのに必要なインフラとは~サーバーからPCまで

また、セキュリティ対策やバージョンアップに対応する作業は自分自身で行わなければ行けません。こうした部分はしっかり実施しなければ、大きなリスクになります。こうした手間がかかる点もASPと比較するとマイナスポイントといえます。しかし、構築の自由度は格段に変わってきます。

また決済代行会社との契約も行う必要があります。決済はネットでの買い物にとってとても重要です。現在はクレジットカードや代引きだけでなく、電子マネーやAmazonや楽天などのアカウントを使ったID系の決済、海外であればPaypal、BtoB向けに後払い決済など数多くの決済方法が存在しています。決済代行会社はこのように数多く存在する決済方法を決済代行会社との契約一本で利用できるようにするものです。手間などを考えると利用しないでECサイトを運営していくことは困難です。

決済代行会社については以下の参考リンクで詳しく確認してください。

【参考】ECサイトは決済代行会社を利用して決済方法を増やす

ECサイトの決済手数料は決済代行会社の重要な選択基準

フルスクラッチは初期にはあまり考慮する必要なし

フルスクラッチとは、全てオーダーメイドでサイトを作ることをいいます。そのため、カスタマイズし放題です。しかし、費用的なことやメンテナンス性を考えると初期のECサイトの選択肢としては向いていません。開発には十分な知識を有したエンジニアのチームも必要です。

初期の段階からガッチリとしたプロジェクトとして資金調達がされており、技術的にも十分にあるような先鋭的なプロジェクトなどであれば話は別ですが、こうしたHow Toを確認しながらサイトを始めようという場合に向けたものではありません。サイトの構築期間も年単位で必要ですし、資金も億へ届くことは珍しくありません。初期に考慮すべき手段というよりはリニューアル時にもしかしたら出てくる選択肢といっていいでしょう。

【参考】ECサイトをフルスクラッチで構築すべき理由は多くない

プロモーションが不要な商品ならモールという選択肢もある

扱う商品の知名度や価格競争が落ち着いており、単純にインターネットで販売するチャネルをECサイトに求めているという場合もあるでしょう。そうした場合は、あえて独自のサイトを導入せず、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのモール型ECの利用をオススメします。場合によっては商品を倉庫へ送るだけといったこともありますので、そうした契約になれば卸先の一つとして考えることもできます。

そもそもこうしたモール自体に集客力がありますので、マーケティング的なテクニックを極端に考慮する必要がないという点がメリットです。デメリットとして大きいのは、手数料です。卸売価格を設定しているような感覚で利用できるのであれば問題ありませんが、価格の設定などによっては大きな負担となるかもしれません。

【参考】Amazonで分析するモール型ECサイトのメリット・デメリット

コンテンツ制作〜商品ページは重要なコンテンツ

構築方法が決定したなら、サイトの構築を行います。ASPの多くはテンプレートを選択し、デザインを確定させる作業や商品ページを作っていく作業を行います。

基本的にはどのような構築方法を選択したとしても、この辺りの部分は変化がありませんが、作業の重さは変わってきます。レイアウトや色合いなどの選択などは使い勝手にも関わってくるので実際にテストページなどでしっかりと確認する作業も重要です。

デザインやフォント、ロゴなども選択していきます。以下のページに項目ごとに詳しく記載しています。

【参考】ECサイトのデザインは何を参考にするか~「ユーザビリティ」を意識しよう

ECサイトで使うアイコンは著作権フリーも可〜素材集4選

しっかりとユーザーを購入へ導くためには写真と文章を考えなければ行けません。商品画像は一つの商品につき現在では平均6枚は必要と言われています。

また、文章は目的を持って商品ページを閲覧している人に購入を決意させる大切な情報です。以前は検索エンジンの検索結果で上位を狙うためのSEO対策として関係のありそうなワードを文章に埋め込むなどが横行した時期もありましたが、現在はあまり意味がありません。

基本的にはそのような集客は別の方法で行い、しっかりと商品の魅力や利用方法、特徴が伝わる文章をコンテンツとして提供する必要があります。そして、それこそがECサイトに必要なコンテンツとなります。また、他にも大きさや重さ、発送形態なども画像なども使って知らせることで、ユーザーの安心感を高める必要があります。

ECサイトはお互い顔の見えないやりとりです。そのため、購入時には不安になりやすい傾向にあります。そのため安心感をいかに高めるかが販売する側にとっての工夫するポイントといえます。

サイトの構築以外の運営向けの構築準備もお忘れなく

ECを始めるということでどうしてもWEB上のことに目が行きがちです。しかし、実際に商品のやりとりが発生する部分を充実させることもとても重要です。つまり、現実の世界での環境整備です。EC用の在庫の確保、発送作業のスペースの準備、カタログなどの同梱物や配送向けパッケージの制作、また作業のルーティンを決めておくことも重要です。また、ユーザーからの問い合わせに対して想定問答集なども用意しておくと効率アップを図ることができます。

実際に、こうした実務的な運営作業は作業時間を伴う部分も多く、利益やサイト管理に関わる業務の時間確保など他の作業にも影響しますので事前にある程度決めておくことはとても重要なことです。

サイト構築完了後はプロモーションをしっかりしよう

いよいよ、全てのサイトの準備が整ったらECサイトを公開し販売を開始します。またここからは新たにサイトを売り出していく作業が必要になってきます。

つまり、集客作業です。ECサイトはそのままにしておいてもなかなか集客できません。ましてや競合のいるような商品ラインナップの場合は尚更です。そのため、様々なWEBマーケティング手法が編み出されています。

まず、広告という方法が分かりやすく集客できます。広告については以下の記事で解説していますが、インターネット広告は割と少ない金額でも始めることができます。

【参考】ECサイトの集客を広告で加速!WEB広告は使い分けよう

ただし、リピーターを掬い上げる施策がないと、一時的なものに終始します。そのためブログなおどを使ったコンテンツマーケティングが効果的です。しかし、これは即効性はないため、成果が出るまで続ける体力が必要です。また、一部ではあまり効果がないと喧伝するWEBマーケッターもいます。しかし、実際のところ、多くのマーケティング手法が乱立する中で、もっとも確実な方法といえます。基本的には「急がば回れ」を体現するようなマーケティング手法であり、一見スピード感のあるインターネットとは相入れないように思われる部分もあります。

オリジナリティを押し出すことでブランディングの確立にも繋がるため、ECでこれに成功した場合の効果は絶大です。弊社でもこのコンテンツマーケティングを工夫して効率よく行うマーケティング手法で実績を作っています。

【参考】ECサイトはコンテンツマーケティングが集客力アップのカギ

選択肢したASPによってはコンテンツマーケティングを実施する機能を持っていないなどで実施できない場合もあります。そうした場合もWordpressなどのCMSとうまく連携して実施することもやり方次第では可能です。しかし、組み込みにはそれなりにウェブに関する知識も必要になってくるでしょう。

参考ですが、以下のリンクは無料ASPとCMSを連携させて弊社で構築した事例です。デザイン的にも大きく違いを演出できます。

【参考】kimono grace

また、他にも次々と登場するインターネットメディアを使って集客していくことも必要になっています。その一つとして今、多くの企業が取り組んでいるのがSNSマーケティングです。フォトジェニックな商品であればInstagram、話題性が多く、変化に富むのであればTwitter、利用者コミュニティなどを作っていくというのであればFacebookなどがあります。他にもLineやTikTokなど次々とECのプロモーションに使えるSNSが登場しています。

SNSの難しさは双方向であること、またフォロワーを確保していかなければ行けないところにあります。ただオフィシャルの情報を発信してもフォロワーは楽しくありません。そうした“楽しさ”などの感情を刺激する部分にポイントがあるSNSは業務で担当者が取り組む難しさもあります。

また、YouTubeを使った動画でのプロモーションもここ数年影響力が強くなってきました。YouTubeはGoogle傘下ということもあり、SEOにも影響してきます。技術の進歩で、動画コンテンツはより検索アルゴリズムとの深度が高くなりそうです。

専門の事業者が持つノウハウの活用が効率的なこともある

個人でECサイトを持つというのであれば、無料ASPなどが向いていますが、企業で自社サイトとなると、ブランドのイメージにも関わりますのでそうもいえません。そうなると初期投資にもそれなりの費用が発生し、それを回収するということも考えなければいけなくなってきます。

そうした場合、コストがかかるからと社内でできる範囲で治めるケースも少なくありませんが、それが必ずしも費用対効果に優れているかとも言い難い現実があります。また時には予算を確保してしっかりと技術的に必要な処置や施策を実施した方が結果的に効率的な場合もあります。

いずれにしても一度決定してしまうと、リンク構造などカスタマイズすることが難しいような項目もありますので最初の段階で適切な助言を専門家からうけることができれば大きな力になることは間違いありません。

これはECサイトの構築をウエブ制作会社に依頼するというだけでなく、運営でも同じことがいえます。ECサイトでのビジネスは実店舗と共通する部分もありますが、オンラインショップ特有の部分も少なくありません。相手の顔が見えない分、いかにデータを分析し活用するかということが重要になってきますが、ノウハウがなければ、その活用も難しいものがあります。

また専門的な事柄も多く、社内のスタッフが全てのことを横断的に行うには限界があります。実際のところ、初期のプランニングの場面から、もし専門家の助言を取り入れることができれば効率的に資金投入しながらサイトの構築から、運営に移行していくことができるでしょう。

ただし、制作会社や運営会社はしっかりと選ばなければなりません。商売である以上、高い買い物をさせようと考える事業者は必ず一定数います。また、看板だけは立派でも中身の伴わない業者もいます。逆に実力はあっても必ず全てを完全にこなせるというものでもありません。そう行った場合はさらにサポートを受けられる関係をその事業者が持っているかといったことも重要になってきます。

また運営は継続的なものであり、変化していきます。その度に事業者を変えることもできますが、そうなると全てゼロスタートになる可能性もあります。結局のところ、制作会社・運営会社といかに信頼関係を結び、パートナーシップを持ってECサイトを動かしていけるのかが重要だということです。

PAGETOP
ご提案依頼・お見積り依頼・ご相談等 お気軽にお問い合わせください!
052-265-9742

(名古屋本社)営業時間:平日 9:30〜18:30

お見積/ご提案依頼・ご相談
  • ブランディング
  • ECサイト構築
  • ECサイト運営/運用
  • ホームページ作成
  • カタログ/映像制作
  • マーケティング