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ECサイトの運営・運用

ECサイトと倉庫の深い関係を解説〜社内ロジスティックスやアウトソーシングのポイント

物販でのECにとって、倉庫は商品を保管する重要な業務拠点です。また、実店舗での販売とは異なり、倉庫は商品をお客様に届ける直前の最終地点でもあります。

ここではECと倉庫の関係の深さに注目し、ECにおけるギフト対応の重要性や、ロジスティックスのアウトソーシングについても解説します。

物販でのECにとって、倉庫は心臓である

物販をメインにしたECサイトを運営し、ある程度結果が出てくると倉庫をどうするかが問題になってきます。事業者にとって倉庫自体はどういった形であれコストが発生します。

しかし、ECに限らず、通販について全般的に言えることとして商品の在庫を確保しておくスペースがないと物流に乗せることができず、売上を伸ばすことも難しくなるという問題があります。

また、自社倉庫であれば、倉庫内の容積を十分に活かして運用するということは、ECサイトに限らずビジネス全般にとって利益に影響する重要な要素といえます。

ソフトウエアやサービスではなく物販をメインにするECにとって倉庫は、血液を全身に送り出す心臓のようなものです。

商品を配送して拠点を移動させたり、購入者へ届ける、利用場所へ運ぶなどのことを物流という言い方であらわします。

この物流は、あたかも心臓がなければ人体の活動ができないのと同様です。規模の大小に関わらす倉庫がなければ商品は市場に流れていきません。血液を送り出す機能がなければ血は巡らないここと同じことで、倉庫がどこかになければ、配送物がなく物流は成り立たちません。

そうなれば基本的にECで売り上げを上げ続けることはできないでしょう。

もちろん、中には長期間在庫のできないものを商品にしていることもあります。保管のできない商品であれば1日の生産量=売り上げの最大値ということになります。

しかし、企業としてもし成長を目指すのであれば、在庫の方法を工夫し、倉庫を活用することはビジネス上の大命題となります。つまり倉庫は販売における補給の最前線なのです。

補給の潤滑さは多くの場面で有利に働きます。これは歴史的にも証明されていることです。戦国時代や、三国志などの中国史が好きな人であればこうしたことはよく理解できると思います。補給に失敗して崩壊していく巨大な勢力は歴史上、跡を立ちません。

倉庫機能とECサイトのバックエンドを連携させよう

ECサイトでは、円滑に業務を遂行できるようにカスタマイズしていくことが重要です。ECでは倉庫を含むロジスティックのシステムとECサイトの在庫管理や発注管理システムをスムーズに連携させて管理することが比較的容易に可能な点も大きなメリットといえます。

カスタマイズ性の低い安価な利用料のカートASPが、システム的に劣るのはこういった部分でのカスタマイズが実施しにくいところにあります。そのため、もしASPの仕様を変更したり、カスタマイズできない場合にはロジスティックのシステムが合わせられるよう物流を意識した運営をしていくしかありません。

ECサイトでの在庫表示がないのに、実際には倉庫に在庫があるといった状況、あるいは逆に在庫がないのに販売してしまったといったケースはできる限り避けたいところです。こうしたミスマッチを無くしスムーズに運営できるようにすることで、販売機会を逃さず、ユーザーの満足度も高めることができます。

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ピッキングとパッキングが円滑にできる環境が求められる

ECサイトにおける倉庫に必要なのは、商品に合わせた保管力はもちろんですが、作業効率を高める機能性も重要です。

通常の入庫と出荷がそのままの形で済む倉庫と、BtoCでのEC向けの倉庫では一線を画します。

物販ECでは倉庫は、企業の手から離れる最後の場面になります。輸送中にトラブルがない限りはユーザーの手に届く最終形態を基本的に倉庫内の作業で作ることになります。

そのため、購入された商品を集めてくるピッキングの業務と、梱包(パッキング)を担うことになります。同じ規格のものばかりではなく、違うサイズの商品を同梱するといった場面も出てきます。

実際にECサイトで購入し、顧客となったECサイトからのユーザーは、ここで行われる作業の印象を受けて、サイトや企業、商品への最終的なイメージを持つことになるため、実は重要な要素を持っています。

ネット内での業務にだけ注力するようなITコンサルはここでの作業を軽視することがありますが、しっかりと体制を作って取り組むことが、リピート率にも影響し、ファン化やブランディングの鍵を握っていることも少なくありません。

倉庫内でのECに関わる作業では

  • 検品
  • ピッキング
  • 梱包
  • ギフト対応
  • 送り状印刷

などの作業が発生します。

送り状についてはいかに受注システムと連携できるかが重要になってきます。データを連携できず、コピー&ペーストを手作業で行う場合、せいぜい滞りなくできるのは20件程度までです。また受注量の増加に伴って、ミスが増えていきます。

荷物の内容と送り状の貼り間違えなどは比較的起こりやすいトラブルではありますが、2件のお客様へダメージを与えるので、どうやったらそうしたミスがなくなるかをしっかりと考えなければいけません。

受注が増えると梱包業務は業務の多くを占めるようになります。また、ギフトラッピングなどの対応は倉庫内作業として行われる重要な業務です。

ギフトラッピングは物販ECにとっては非常に重要な要素です。ECサイトでもしユーザーがTPOに合わせたラッピングを選択でき、センスの良いパッケージで発送できれば、その満足度は格段に上昇します。

その結果は確実に大きく売り上げに影響します。なぜなら、ギフトで発送した商品は発注者以外の人の手に届くからです。もし、もらって嬉しければギフトを受け取った人は新たな顧客になる可能性は大きいです。ギフトによるリピートの力は、通常の発送時の倍掛けなので、もしそうした贈答品に活用できる商品を販売している場合はしっかりと考慮しておきたいところです。

ここで、先にも述べたように効率よく使える作業場としての倉庫の重要性が出てきます。

また、配送に関わるデザインとして、美観と実用を満たすパッケージの開発は重要な勝負どころです。サイトのデザインばかりでなく、こうしたリアルで体験するインパクトにも工夫を凝らす必要があります。機能的かつ、イメージブランディングもできるようなパッケージができれば理想的です。

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商品によってはアウトソーシングも

商品のピッキングから、ギフト対応も含めたパッキングまで作業面も含めてシステム化がしっかりとできれば、商品によっては、ここでやっとアウトソーシングも可能になります。

もしECでの売り上げ規模が増えてきているのであれば、こうした面でのアウトソーシングは有効な手段です。

現在は大手宅配会社のヤマトホールディングスや佐川急便はECのロジスティックスについて、そのノウハウをいかし、アウトソーシングやコンサル業務などの物流に関する支援にかかわる業務を行っています。また、食品倉庫や低温保管倉庫など、特化した専門倉庫でも保管や管理から発送代行までを受け付け、こうしたアウトソーシングを請け負う企業も増えてきました。

その結果、サイトだけを作って在庫を持たないようなECサイトの運営方法も存在しています。こうしたスタイルは実際にはアフィリエイトに近いと言えるかもしれません。

倉庫やロジスティクス全体のアウトソーシング、つまり物流に関わる業務の委託は倉庫の賃料と人件費などの面でメリットがあります。ただし、しっかりとシステム化やパッケージデザインは完了させた上でこうした部分を進めた方が良いでしょう。実際のところ、発送業務についてはこうした物流からスタートして発送代行を請け負う企業は専門家です。ただし、パッケージデザインなどは利便性だけが優位にいるわけではないことは留意してください。

また、EC以外でもロジスティックスのニーズが高くある企業ではあまり分散させない方が良いケースも少なくありません。状況をしっかりと分析して効率化を考えてください。ある一面で効率的でも、他で失うものがあることも少なくありません。

現在ではフルフィルメントによって、商品を一切在庫しないようなECのスタイルもでてきました。たとえば、今、ネットショップ界隈で流行っているのはオリジナルTシャツを印刷するメーカーと提携して、ECサイトを構築し、ユーザーがECサイトから購入するとそのままオーダーがTシャツのメーカーへ行き、そのままユーザーへ発送されるような仕組みです。

まだ、出始めですのでそれほど競合とかぶることはないかもしれませんが、今後はこうしたサービスも飽和状態になる可能性があります。結局のところ、しっかりブランディングをしてECサイト運営を進めていくことが長く走るためには重要といえるでしょう。

【参考】 ECサイトを代行で運営〜それぞれに事情にあった会社選び

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