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SDGsへの企業の取り組み方と準備を解説

SDGsは行政も旗振り役となって様々な場面で参加を呼びかけています。企業も当然その取り組みの対象です。単純に持続可能な社会へ向けた取り組みの必要性は個人にとっても関係が高くなっていますが、企業としてもブランディングなどを考えると無視できない状況です。

ここではSDGsの取り組みのはじめについて解説します。

SDGsへの取り組みは2020年代必須の項目となってきた

SDGsのような、環境や人権などに関わる項目への取り組みは今後さらに加速していくのは間違いありません。

地方自治体などでもSDGsへの取り組みを推奨し、より取り組みの容易な環境を構築しようという流れは強くなってきました。

SDGsの基本的な経緯などは簡単に以前の記事で解説しています。

【参考】SDGsとは企業にとってどんなものなのか〜ブランディングと社会的意義を考える

取り組むべき項目は多岐に渡りますが、企業によっては関連のない項目も少なくないと思います。特に衛生などに関わる項目では企業は対応のしようがないのも事実です。そのため、その中でもターゲットを絞って重点的に取り組むことでSDGsへの取り組みに加わることが可能です。

一方でSDGsに限らずこうした世界規模の動きに対して鈍重な場合は、世間からの評価を低下させる可能性があります。業態によっては致命的なこともあり、ユーザーを取り逃し、取引先から敬遠されるということも起こり得ます。

正当な方法でビジネスを円滑に進めていきたいと考えるのであればもはやSDGsに取り組まざるを得ない状況が出来上がっているのです。

しかし、多くの企業にとってはどうやって取り組んでいけばいいのかということです。そこでまずは最初に何をしていくべきなのかを次の項目で解説します。

取り組みには経営ごとで

SDGsに取り組む場合、社員規模にも当然よりますが、SDGsに取り組むための「推進チーム」を形成することが重要です。10人以下の人数的に小規模な企業であれば全員でその知識を蓄えていくということも必要かもしれません。

おもに関連するSDGsの17ある目標のうち企業がとくに関連してくるのはその中でも主に5項目です。

  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤を作ろう
  • つくる責任、使う責任
  • 陸の豊かさを守ろう
  • ジェンダー平等を実現しよう

もちろんこれ以外の項目にも関連してくることがあるかもしれません。いずれにしてもこうした項目を眺めてみると、そもそも経営に関わるような項目になることが少なくありません。

そのため、SDGsに取り組むと決定した場合は、経営に関して影響力を持てるメンバーでなければ実質的な取り組みに入れないということになる可能性が大きくなってきます。

大枠で捉えるとすると

  • 仕入れなどの評価と選定
  • 業務方法の見直しと再構築
  • 労働環境整備

この3つが主な議題になってきます。これを見ると経営への影響力はコストや就労規則などにも関わるためにも必要なことがわかるでしょう。

そのため推進メンバーには

  • 業務や技術などの面で現場をよく理解している人
  • 経営に関わりイニシアティヴをとれる人

この2項目を満たせるメンバー構成にする必要があります。

チームには活発な発言力が必要

SDGsの視点は多様な捉え方が可能です。取り組みに関してはそうしたある意味では曖昧といえるような部分に難しさがあります。

しかし、だからと言ってアクションをしなければ全くSDGsの取り組みは進みません。SDGsに対する知識を深めることは非常に重要ですが、それと同時に、実現に向けてアクションしていくことも同様にとても重要なことです。

そのため、ただの研究チームではなく、実施に向けたアクションも推進チームには求められます。そのため、活発に発言し、企業全体に影響力を持っていかなければなりません。

そのため

「学習」→「実践」

このルーティンを繰り返していくことが重要です。

場合によってはDXと併せた推進なども

また、技術革新なども項目に含まれています。そこではDXなどとも共通する領域が含まれています。またDXの実施によって業務の効率化を図ることで労働環境の改善やコストの圧縮なども考えることが可能です。

そうした場合はSDGsを基礎的な思想として持ちつつ、デジタル領域に強い人材が必要になってきます。こうした場合は自社内のチームだけでは実現できない可能性もあります。しかし、考え方としてはうまくマージして実現できると効果が高くなるのは間違いありません。

どちらにしてもSDGsの推進チームには活発に議論し発言できるオープンな環境が必要です。それでは次の章でもう少し踏み込んで見てみましょう。

DXについては参考の記事も併せてお読みください。

【参考】デジタルトランスフォーメーションをなぜDXと呼ぶか

経済コストから環境コストへの理解

SDGsを実施していくにあたって企業にとって障壁になるのはコストです。ここでは非生産的なことをすると考えるのではなく、目線を変えていく感覚が重要です。このことをはじめに認識し理解しておくことでスムースに進むことも増えるでしょう。

通常は一次的な経済的損失をコストとみなしていると思います。ここでも便宜的に金額ベースでのみの損失を経済コストと記述します。SDGsを考慮すると場合によっては経済コストは上昇する可能性があります。より環境負荷の少ない資材などを利用することで、仕入れの価格などは上昇する可能性があることはみなさんも把握していることでしょう。

ここでSDGsの視点で考える場合は、その素材、あるいはシステムをそのまま使い続けた場合にどういった環境の負荷が生まれているのかということです。この場合の負荷とは自然環境だけでなく、労働に関わるスタッフの人権などを含む多くの負荷です。

こうしたことは表面的に考えると自社には関係のないことのように思えます。しかし、こうした環境負荷の高いコストは大きな損害をもたらす可能性があります。

  • 素材の将来的な入手の困難あるいは高騰
  • 将来的な経済力の減退によるマーケットの縮小

わかりやすいところでいうとこういったところが主なところですが、他にも働き手の獲得困難や、イメージの失墜などリスクが存在します。そして、こうしたリスクの増大が急速に懸念されているという状況です。

環境問題は以前は蝶が羽ばたくと大きな波になる可能性を解説する「バタフライエフェクト」や「風が吹くと桶屋が儲かる」など巡り巡った話として解説されてきました。しかし、これが現在ではそう遠くない出来事になっているということが言えます。

状況が悪化する事態は数年程度でやってくる可能性もあります。そうなると結果的に経済コストも上昇させます。そう考えると環境コストを考えることは時間経過も考えて経済的コストを考えることと同じといえます。

トータルした目線でビジネスを考えることができれば、SDGsへの取り組みは負荷ばかりではないということが理解できるはずです。

考え方としては経済的コストの算出は一時的なものですが、これに時間軸を加えて考えるということになります。数年先を見越して改変することでそれがトータルでマイナスになっていく可能性も考えてみてください。

収穫するというだけでなく、栽培もするという感覚でもよいかもしれません。市場にしても同じことがいえます。販売を単発で行い、その時だけの販売と消費に終わるような関係ではなく、永続的な関係性を築いていくことができます。労働環境に配慮することは未来の市場を育てることにつながるということも忘れないでおきたいものです。

こうした将来的な価値の構築などは航空会社などは以前から取り組んでいます。航空会社は率先して子供の乗客に対し、手厚いサービスを施します。子供の場合は無料であったり、半額で乗機できますが、そうしたユーザーに対して手厚くするのは本来であれば割に合わないことです。しかし、航空会社はその子供が将来的に自分で航空会社を選択するようになった時のことを考えているのです。

従業員は一番その会社やブランドをよく知る存在でもあります。そうした存在に対して重要視できず、労働力を提供するシステムのように捉えることが今後の発展を阻むことになります。

90年代は「人件費」ということで単純にコストとみなされていることも少なくありませんでした。そうした状況をいまだに日本国内は引きずっています。しかし、実際にはいかにスタッフが収益を上げることのできる環境がつくれるのかに着目する必要があります。

つまり「スタッフ=コスト」とみなすのか「スタッフ=パワー」とみなすかで答えは変わってきます。

経費コストで思考するとどうしてもプラスアルファの要素を考えにくくなっていきます。しかし、このようにあらゆる意味で環境コスト思考に切り替えていくことで、コストの見方は確実に変わってくるでしょう。

働く環境の改善で効率アップを目指す

働く環境の改善について、経営目線で考えたことはありますでしょうか。適切にシステムを投資しトレーニングすることで、業務の効率は格段に上がります。

効率のあげやすい環境を整備することは労働時間の短縮につながります。人間には休息は必ず必要ですが、業務効率が悪いことでそうした余暇を得ることができなかったり、生産力を落としていたりするかもしれません。こうした環境を改善することは業務上のアップデートでもあり、労働問題へのアプローチにもなります。

つまりWin-Winの施作ということになります。働く環境を見直すということは、ビジネスのアップデートと考えることもできます。

また、ジェンダーの問題も同様のことがいえます。能力を持つ人間が性別などのプロフィールを理由に能力を発揮できない、あるいは適切なポジションにいないことは企業にとって損失です。

同様にそうした働く環境のムードはすべての人にとってプラスには働くことはありません。職場内で働く人の精神状態を完全にコントロールすることは困難です。しかし、ジェンダー差別などが発生している場合は毅然とした態度で向き合う必要があります。実際にはなかなか対応に苦慮することがありますが、しっかりとSDGsについて理解し、ケースごとに考えることが重要です。

こうした問題や環境についての配慮については日々状況も変わってくるので新鮮な情報を常に入手していくことが重要になってきます。

情報のアップデートが課題となる

SDGsについては情報が年々更新されていきます。毎年、国際的な基準の元で評価が決まっていく仕組みになっているからです。そのため、そうした評価や修正された課題に対応していく必要があります。

こうした部分ではSDGsのコンサルタントや専門機関の研究員などから指導を受けていくことも必要になってきます。

SDGsにはゴールが設定されているため、それに向けて取り組まなければいけないのは当然のことです。ただ、こうした目標に向けて取り組むことで継続性の高い社会を生むことに貢献しながら、、さらに継続性の高い事業を行っていくことは今後、企業の哲学の基本的なものになっていくことでしょう。

綺麗事ではなく、しっかりとこうした取り組みに向かうことで事業を発展させてください。弊社でもブランディングを主眼においてDX導入などで支援していきます。

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