かいなのブランディング
2014.12.31
私たちの「ブランディング」への想いは、この3行に込められています。
かたちをあたえて
ブランディングのお仕事としてご依頼いただくのは、企業、商品、サービス、場合によっては採用など様々です。 ご依頼いただく時点で共通しているのは、「かたち」がないこと。 もちろん、商品であれば商品としての「かたち」はありますが、それを消費者やビジネス対象の方々に伝えていくためには、それだけでは広まらないし、伝わりません。 ブランディング前の状態は次のような状態です。
- 企業→事業内容や経営理念などは決まっていて事業はスタートしている(もしくはできる)が、会社を伝えるためのツール(分かりやすいものでいえば、ロゴ、ホームページ、パンフレット、など)はない状態
- 商品→売りたい商品は開発済みだが、商品名やパッケージ、ホームページなど告知するためのツールがない状態
- サービス→こんなサービスを始めたいという想いがあり、運営フローなども含めて計画も進んでいるが、クリエイティブに関する部分はこれから、という状態
これらの状態は、「素材」の状態です。この素材の良さをまずはちゃんと理解して、それが伝えるべき相手に伝わるためには、そしてその後広まっていくにはどんな「かたち」を与えたら良いかとことん考えて、クリエイティブの力を使って「かたち」を少しずつつくっていくのが私たちのブランディングのスタートです。 それは、ある時はロゴの案であったり、1行のコミュニケーションメッセージだったり、キャラクターであったり、様々です。
いのちをふきこみ
試行錯誤をへて出来てきた「かたち」は、消費者など伝えるべき相手に受け入れられる「かたち」でありながら、他にはない絶対的な個性をもった「かたち」である必要もあります。 私たちだけで一方的に考えた「かたち」は偏りがちだったり、元々のお客様の想いからすると、まだ少しズレていることもあります。
だからこそ、お客様と私たち、両方でモノに「いのちをふきこむ」ことが大切だと思っています。
つまり、出来上がってきたものに、さらにお客様の想いをのせてもらうために、自由な意見を言ってもらい、さらに私たちがまたそれを受け取って、さらに良いものに仕上げていく。
これによって、オンリーワンの個性を持ったブランディングが出来ていきます。
なづけてそだてる
大切なのは、ブランディングは最初につくっただけでは完成しない、ということです。 いのちをふきこんで、様々なクリエイティブが世の中にリリースされます。 様々なクリエイティブは、少しずつ人の手に渡り、人の目に触れて、少しずつ認知されていきます。 そのようにして、ブランドは少しずつ育っていくのです。 その過程をお客様と共有しながら、消費者など相手の反応をみながら、問題点は改善し、さらにブランドを洗練していきます。
新たな命が産まれて、その子になづけて、愛情をこめて育てていくように。
ブランディングは、何も大企業だけがやるべきことなんかではなく、すべての企業や商品やサービスにとって必要なことだと思っています。 私たちの役割は、このブランディングを、会社の規模なんか関係なく、必要としてくれている方すべてに心をこめてご提供し、世の中が少し楽しくなるお手伝いをすることだと思っています。