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ブランディングの会社が注目の方法〜「要素ブランディング」を解説

ブランディングを行なっていくことは様々な要素が絡み合っていきます。そのため自然と一つのセオリーに乗って行われるものではなくなっていきます。

しっかりと浸透していくということを考えるとブランドの数だけ、その正解があるということも言えます。また、どういった部分を考えるかで、それぞれのとるべき手法や戦略も変わります。

ブランディングが活用できる対象となるのは、何も消費者に最終的に手に届く商品やサービスそのものにかぎりません。

その中に使われる部品や素材に対しても有効なのです。

ここではブランディングを実施していく方向性の中でも要素ブランディングについて解説します。

ブランディングのポイントは全体のアピールだけではない

ブランディングについてのゴールは商品やサービスをブランドとして認知を高め、ユーザーの中で価値を高めていくことです。この目的を果たすために様々なことを実施していきます。

たとえば視覚的なものでコンセプトを統一していく、デザインと絡んだ部分はブランディングとして一般的に理解しやすいものです。

ブランディングとして成功している例によく引き合いに出されるコカ・コーラをイメージしてみてください。この時点ですでにその特徴である「赤をベースにしたロゴ」や「炭酸による爽快さ」が多くの人の頭に浮かんだはずです。

これはブランディングの中でも視覚的な側面を作り上げてきたことで現れる結果でもあります。こうしたイメージが定着すると、ユーザーは関連したものを思うとそんブランドを思い出します。これでユーザーがファンとして獲得されていくわけです。

もちろん、その他の要素も絡んでいることではありますが、イメージが明確に印象づいていなければこうした作用は期待できません。

ですが、こうした視覚的なイメージによる想起はブランディングの実際としては一つの要素に過ぎません。しかし、その要素の中でも大きな部分を握っています。また私たちかいなでは「デザインは得意分野」でもあります。

こうした単一の商品そのものがユーザーに受け入れられるブラディングは多くの人がイメージしやすいことかと思います。こうしたこととは別に「要素」や「素材」としての価値を発揮するブランディングにも注目する必要があります。

まだ日本ではあまり言葉として一般には普及していませんがこうしたことは「イングリディエンド(Ingridient)  ブランディング」として歴史は古く、国際的に活躍している企業では注目し、大きな利益を生んでいる企業もあります。

こうしたアプローチはかいなでもブランディングの中で注目しています。インディグリエンドブランディングは単にインブランディングとも呼ばれることもます。

このタイプのブランディングは例えば、ある料理に「特定の素材が使われている」ことがブランディングになるということです。要素ブランディングの場合、素材も、その料理もともに価値を上げていくことになりますが要素の部分にスポットを当てていきます。つまり。その素材そのものをブランディングする、あるいはされていくことを指しているというわけです。

それではこの要素ブランディングをもう少し詳しくみていきましょう。

要素の影響力もブランドの中で実は大きい

この要素ブランディングの成功した事例として頻繁にあがるのはCPUのメーカー大手のインテルです。インテルは90年代前半に「Intel Inside」のコピーとともに大規模な広告キャンペーンを行い、PCの良質なCPUとして一般のユーザーに対して、信頼と性能をアピールしました。

その結果、どのメーカーが販売するPCであっても「インテルのCPUを使ったコンピューター」が買い求められるようになります。

さらにこの循環は各メーカーが「インテルのCPUを搭載しなければ訴求できない」という状況にまで進展していきます。その結果、PCのCPUのシェアはほぼインテルが占めるようになりました。

例えば、ここ最近まではほぼ独自に組み上げてきていたAppleのマシンもインテル製のCPUが搭載されていました。独自のサプライチェーンを持つAppleの歴史の中で実はこれは結構特殊なことでもあります。2000年代半ばまで独自のCPUを搭載していたAppleも「Inetel」というブランド力に降伏したというわけです。

実はこうしたブランディングの例は少なくありません。自転車パーツを供給している精密機械メーカーのシマノも「Shimano」ロゴのパーツは自転車愛好家の中で絶大な指示を得ています。最初から搭載しているパーツだけでなく、代替えのパーツとしても高い信頼と人気を得ています。

シマノには対抗馬としてヨーロッパの老舗パーツメーカーのカンパニョーロがいました。カンパニョーロのブランディングの牙城は90年代頃までは圧倒的で、日本でも高額なカンパニョーロのパーツセットは憧れをもって見られていました。

これに対しシマノは徹底的に無駄を廃し性能を意識したデザインと洗練された、また特許登録を技術秘匿のためにしないなど徹底的な技術力を見せつけ自転車ファンを虜にしていきました。今や、自転車パーツではシマノの牙城は揺るぎません。

この2つの例は要素ブランディング の例としてよく取り上げられます。そのため、多くの人は工業製品に対して有効と誤解を生んでいるところもあります。しかし、実は工業製品にかぎらず、この要素ブランディングはどのようなものにも作用し、私たちの生活にも実際に大きく影響を与えています。

実際には知らず知らずのうちに私たちは要素ブランディング の影響を受けています。

たとえば加工食品などは少しでも内容物を気にする人はどういったものが使われているか確認します。また外食をしていても「〇〇産の素材」というだけで「何か美味しいかもしれない」とそのメニューを選んだ経験はないでしょうか。

例えば「鹿児島産黒豚」などはよくレストランなどでも素材表示としてよく見ます。これらも要素ブランディングと言えます。こうしてみると要素ブランディング の気配は衣食住を中心とした生活の基本的な部分のいたるところに潜んでいるといっていいでしょう。

もちろん要素ブランディングは素材メーカーだけでなく、その素材を利用して別の商品として送り出すメーカーも取り入れることができますが、やはり主導権はその素材メーカーにあるといっていいでしょう。

そして、そのベネフィットの影響は成功するほど大きくなり、市場の中で確固たる地位を確立していくことになります。

素材の広義性と可能性

素材という場合、何も材料に限ったことではありません。例えば「どこの誰が作ったのか」ということもブランディングすることで価値を高めることができます。それはすでに確立しているブランドでも効果があります。

その代表例の一つにギターが挙げられます。アメリカ大手のエレクトリックギターメーカーであるフェンダー(fender)社では、クラフトマンの指導的な立場にいるマスタービルダーという存在がいます。彼らは有名ミュージシャンのギターを制作したりセットアップしたりする作業にも従事しており、そのギターは90年代にカスタムショップと銘打って販売されました。価格は通常のラインナップの2倍ほどで販売されましたが、市場での人気が高く枯渇していました。

これが人気を博して、余力のあるブランドは”カスタムショップ製”やどこの工場かをギターのブランディングとしてアピールするようになっていきます。

続いてFender社が行なったのはマスタービルダーのうちの「誰がつくったか」ということをしっかりと打ち出し、通常の価格の4倍ほどで売り出しました。結果的にこうした作業によって楽器市場の中でもしっかりとした価値を維持しています。

これはフェンダー社全体のブランディングでもあり、その中にさらに「場所」や人」などインブランディングの要素を取り入れているといえます。

要素ブランディングとして、既存の商品の価値を高めるために、この「場所」や「人物」というブランド力を活用しており、こうしたことは他の商品に当てはめて考えることもできます。

例えば工芸品などはブランディングしていくことで、生産者だけでなく、それを購入した人にとっても、その製品を所持し日常の中で利用することでベネフィットとなります。

素材ブランディングを活用する側の注意点

例えば「〜監修」などという商品が一時期流行しましたが、これはインブランドとして、素材や技術を供給するサプライヤーとなるメーカーと、その商品を供給するメーカーのブランドをお互いに活かして高めていくというものです。

どうしても一方的になるパターンも多くあります。その結果、あまりうまく行かないケースも生みます。しかし一方でお互いのターゲットが一致するとブランド同士を高めあうことにもなり、とても高い効果を生むこともあります。

うまくいかないケースとしてよくあるのは、要素ブランディングされている素材についての理解が乏しいケースです。そのブランドがどのマーケットに対して訴求力を持っているのかを用いるメーカー側はしっかりと認識しておく必要があります。また供給する側もしっかりとブランディングしてきた自社の商品について、供給時のパブリケーションなどについてはコントロールしてください。

あまり下手な露出をするとブランディングしてきた価値を損なうこともあるからです。

要素ブランディングはBtoBにも響く

要素ブランディングが進んだブランドはサービス業などでも活用されることがあります。これは前述の「鹿児島産黒豚」などで説明した通りです。

飲食店であればメニュー開発、アパレルであればデザイナーやコーディネーターの推薦など、例には欠くことがありません。

こうしたことはBtoBをメインにしたビジネスに対してもブランディングの重要性を示していると言えます。

取引するビジネスパートナーはその素材を仕入れて利用するだけで、その商品のブランド力もあげることができます。つまり、BtoBではWin-Winの関係を作り出すことに一役買うことになります。

一般ユーザーへの波及力が要素ブランディングを成功に導く

何かの要素として活用される商品が一般のユーザーに受け入れられても、一見メリットはないと感じる人も多くいるかもしれません。

しかし、こうした例を見ていくとそうではないことに気が付くはずです。

どういった商品を扱うにしろブランディングを行なっていくことは大きなメリットがあります。

要素ブランディングでも欠かせないユーザーエクスペリエンス

要素ブランディングでも絶対的に必要なのが顧客に対してベネフィットを満たし、その期待に応え、時にはそれを超える体験を与えることです。

たとえば先述のインテルの事例でいえば、実際に機動性のよさをPC作業の中で実感できるということが重要であり、それをインテルは実際に満たしてきたからこそ、要素ブランディングが圧倒的な価値を持ち、効果を発揮するようになりました。

その他の事例でも同じことがいえます。それぞれの商品が持つユニークさやメリット、顧客へ提供することが可能なベネフィットを徹底的にに掘り下げて分析し、しっかりとターゲットになるユーザーへ残さず伝えることはやはり必要です。

その上で、その機能による効果は要素ブランディングの対象となっているブランドによるものであると認識してもらうことができるようにデザインやコピー、戦略などを落とし込んで、広告などもふくめたマーケティングの力を使って拡散していく作業を丁寧に行なっていく必要があります。

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ブランディングの集積が力になるということ

こうしたことはブランディングの要素として語られるものそれぞれ一つ一つにも言えることです。そのため、一つのブランディングはそれぞれの要素のブランディングの集積となることでより強固なものが出来上がる可能性があります。

つまり、キャッチコピーや造形、音、ロゴマークなどブランドを構成する要素自体もブランドとして効果を生む可能性もあるということでもあります。

そして、その効果を出すためにはそれぞれのブランディングを構成する要素についてもしっかり考えていくことが改めて重要になってきます。

そのうえでどういったベネフィットを生み出し、それを言語化や視覚化によってターゲットにアプローチできるのかがブランディングには重要になっていきます。

こうしたことをしっかりと積み重ねていくことでブランディングは成立していきます。そのため、時間がかかったりすることもあるというわけです。

そして、それぞれが思いのこもったもので構成された商品やサービスが広がっていけば、世の中を一歩より良い場所に進める力になっていくのではないでしょうか。そうなると自社と競合との差別化などのビジネス的なことだけでなく、社会的な側面にも深くブランディングが貢献していくことになります。

結局はここまでのことを成立させるために確かな道のりを進んでいくことが重要になります。そのロードマップを描くサポートをするために私たちのようなブランディング会社があります。

ジャンル問わず、ブランディングの可能性は存在しています。一度詳しくお話しください。私たちと想いがあえば、ぜひ一緒にみなさんの想いを届けていきましょう。

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