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ECサイトをBASEなどで簡単に作成するメリットとデメリット

今やECサイトは簡単に始められる時代になりました。その発展は目を見張るものがあります。ここではBASEとSTORESに代表される無料ASPを通して、簡単にECサイトを始めることについて考察し、次のステップに向けて解説します。

ECサイトをはじめるだけなら簡単な時代

ここ最近の無料でECサイトを構築できるカートASPの活況には目を見張るものがあります。昨年に上場を果たしてその筆頭格に躍り出たBASE、そして先行していたSTORES.jpの2社は高い人気を誇り、特に有名です。

この2社は実際に機能も充実させてきています。想定しているマーケットが被るそれほど高い月額を設定していない有料ASPは、どう独自性を出すのか展開を迫られている状況と言えるでしょう。

ECサイトの構築や運営は、数年前であれば精神的な面でもハードルを感じる存在でした。普段の業務がITに関わっていない企業にとってはECサイトを持つこと自体にそれなりの心の用意が必要な存在でした。

2020年に入り、そのハードルは非常に低くなっている印象があります。こうした状況はコロナ禍による巣ごもりなどで、時間が出来たことで、個人の趣味レベルでの販売も含めて家でできることはないかを探る気運の高まりも関係し加速しています。

実際のところ、やってみるといろいろな業務が絡み合ってすべてにおいて簡単だとは決して言えません。しかし「ECを始めよう」という点に関してだけ考えるのであれば、ネットショップを開設することに対して経済的にも技術的にも簡単な方法があることを多くの人が知ることになりました。

その中でも国内でのBASEとSTORESは2大無料ASPカートといえます。また、海外でも同じような状況があります。実際のところ、今までと比較してこれだけ流行しているのは、本当に簡単に始められるからです。

そうした簡便さと、ネットオークションなどのCtoCの今まで以上の普及で、気軽にモノを売りたいというニーズの上昇が一致した結果ともいえます。

確かにECサイトを「はじめるだけ」であれば簡単に始められる時代が到来しました。BASEやSTORESでオンラインショップを作るのであれば、メールアドレスを持っていれば30分もあれば十分にECサイトを開設できます。こうした簡易性は彼らのサービスを提供する基本でもあります。しかも初期費用や月額も発生しません。

簡単に始めるメリットは制作時間の節約

ECサイトをこうした無料ASPで簡単に始めることによる最大のメリットは初期費用の節約です。

この初期費用には構築に関わるシステムの取得や構築作業に関わるコスト、サーバーの取得なども含まれます。ECサイトの構築は手段によって初期に必要な作業は大きく変わってきます。

ASPでの制作はそうした費用を圧縮できる傾向にあります。その中でもBASEやSTORESはインスタントECなどというあだ名もあるとおり、初期の構築はほんとに短い時間で完了でき、その時間圧縮効果は圧倒的です。

もし商品ページの写真や文章作成をすでに用意してあり、それについての時間を考慮しない環境になっているのであれば、5~10分で商品を販売開始できるとまで言われています。

もしフルスクラッチで制作するのであれば数年にもわたる可能性がある作業がここまで圧縮されているわけです。時間はコストでもありますし、その結果、初期の費用は実際に安価に完了できるわけです。また、早くECサイトをオープン出来るということは、それだけ販売機会も増えるということになります。

基本的な機能は無料ASPにもある

無料ASPでの問題の多くは機能が制限されていることにありました。以前では出品できるアイテムの数に制限があったり、利用出来る決済が限られているといったものです。

しかし、こうしたデメリットになっていた部分はこの2つの無料ASPでは制限が大幅に解除されています。決済についてもクレジットカードをはじめ、ある程度は対応するようになってきました。その結果、基本的な機能としてはECサイトとして問題があまりありません。

もちろんデザインの問題や、各種ツールを柔軟に搭載できるというわけではありませんが、欠陥のあるECサイトというわけではない状況なのです。

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運営の苦労は基本変わらず

気をつけておきたいデザインの埋没と手数料

何事もデメリットはありますが、まずデザインで独自性を出すことは無料ASPでは困難です。安価で利用できるASPでは、制作コストのかかるデザインテンプレートの利用に制限があるのは仕組みとして仕方がありません。骨組みとなるスタンダードなシステムを共有することはできても、デザインにおいては難しいことです。

デザインの独自性を出せないことを考えると、企業の運営するオンラインショップとしては少し選択肢として難しい部分があります。運営会社も主なマーケットは個人や小規模店舗向けとして考えている傾向は強くあります。

それでもBASEはCSSの編集に対応し、デザインの拡張性を担保しようという動きはあります。ただし、テンプレートを選べるほど簡単な状況ではないということは押さえておく必要があります。

システム的なデメリットとしては、販売に関わる手数料の発生についても十分に考えておかなければいけません。どちらの運営会社も無料の利用で収益を上げるモデルとして、ECサイトを通して販売された売上に対して一定の割合の手数料をとっています。

この仕組みでは取引量が増えて売上があがるにともない手数料の総額も上昇します。ほうっておけばこの金額は底なしです。そのため、月額定額の金額を簡単に上回るかもしれません。まさに「タダより高いものはない」ということにならないよう、しっかりと売上を把握しておくことが重要です。

いずれにしても、ECサイトとして考える規模や、ユーザーに与えるイメージは十分に考慮する必要があります。

無料ASPほど運営中の作業軽減は難しくなる可能性も

運営に関わる作業タスクは、どのように構築してもかわりません。また、どういった手段で構築されたサイトであってもECサイトの売上をあげて結果を出すためにも、運営に関して手を抜くことはできません。

日常的な受発注に関わる作業から、集客やマーケティングなどに関わる施策を積み重ねていくことで、時間をある程度かけながら売上のあがるECサイトを作り上げていくことになります。

こうした作業の効率をあげるといったことは、無料ASPでは行いにくいことになる可能性は少なくありません。例えば集客に関わる機能としてはBASEはInstagramとの連携機能があります。しかし、扱う商品によってはInstagramでの宣伝は難しい可能性もありますし、それ以外の戦略は取りづらいということになるかもしれません。もちろん、Instagramに強い商品を扱うのであれば強力です。

比較的価格帯の低いASPでは、どうしても管理の面では融通の利かない部分があります。そのような部分で問題が発生した場合のカスタマイズは絶望的です。ASPのベンダーが用意しているシステムに仕事や施策を合わせて行くしかありません。無料ASPではこうしたことはさけられません。もしかしたら、「無料で簡単にはじめたものだから仕方が無い」とあきらめるパターンもあるかもしれません。

しかし、あきらめた施策のなかに、もしかしたらヒットへの道があったかもしれません。「無理だ」と諦めて飲込んでしまえば、そうした可能性にも気づかないままです。

ある程度費用をかけた構築手段であったのなら、こうしたことは回避できる可能性があります。また、何かしら運営を助けるツールがあった場合に導入できる可能性も高くなります。

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ECサイトは古くなる

サイトの構築に対して専門技術を用いることでビジネスを成り立たせている制作会社としては無料ASPの存在は脅威といえます。この事実を認めたくなかったとしても、こうしたインスタントECとも呼ばれるサービスを提供しているASPによって実際に簡単にECサイトを開設出来ることには変わりません。

実際のところ、こうした無料ASPはある程度の規模での構築を見込んで依頼を受けるWEB制作会社とバッティングすることはあまりありません。それより、こうしたBASEなどを通してECの専門性を理解するようになる顧客が増える可能性すらあります。

実際にBASEでECサイトの運営を始めた結果、順調に運営が進んでいたとしても、ある程度、売上規模も挙がれば、利用するランニングコストや、サイトの見栄えなどの部分は考慮すべき案件になってきます。また、そのままの機能ではSEO的なことも行えず、限界を感じるようになる可能性が高いです。

実際のところ、ある程度予算を投じたECサイトであっても、耐用年数があると言われています。リニューアルは3~5年と言われています。

始めのきっかけはこうした無料ASPで簡単に始めたとしても、この程度の年数を経過して運営を経験すると、足りない点や強化したいポイントについて考えるはずです。

そうした経験をしてきた運営担当者であれば集客の重要性を理解し、コンバージョンをあげることのできるサイト作りの重要性を痛感しているはずです。無料ASPは簡単に内部の人員で始めることができますが、経験を積むほど次のステップに進みたいと思っても、そう簡単にはいかないことも実感しているでしょう。

いずれにしてもECの拡大は今後も続きます。まだ参入していないのであれば、考慮すべき時間は始まっています。また、すでにEC事業をスタートしているのであれば、抜きん出るためにはさらに次のステップへ向かう準備をする時期といえるでしょう。

無料ASPも専門の制作会社であれば、オリジナリティをもってブランドのイメージを十分に抽き出し、高めるようなサイト作りをすることも可能です。

例えば、これは弊社にて制作したサイトですが、コンテンツマネージメントシステムにBASEのECカートとしての機能を組み合わせてオリジナルのECサイトとして構築しています。

【参考】キモノグラース

「餅は餅屋」ではありませんが、このように無料ASPを活かしながら、その弱点を補って構築するといった方法もあります。気になる方はお気軽にご相談ください。

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もう少し幅広くASPを検討したい方へ資料を用意しました

ここまでお読みいただいた方の中にはもしかしたら「無料以外のASPも検討してみようかな」と思い始めているかもしれません。

そうした方へ向けて、BASEも含めた代表的ASP3社を比較してご紹介する資料を作成いたしました。制作側の認識も含めた解説資料ですので、お読みいただければ発見があるのではないかと思います。メールアドレスのご登録だけで無料でお読みいただけますので、この機会にぜひご覧ください。

この資料が皆さんのお役にたてば幸いです。



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