【ホームページの作り方】「初めて」はどの方法を選べばいい?
2017.07.28
「ホームページを作りたい!」
だけど、どうやって作ったら良いのか分からない、何から手をつけたら良いのか分からない…
そんな”初めてホームページを作る方”には特に読んでいただきたい、ホームページの作成方法を解説していきます!
CONTENS
ホームページを作る方法
ホームページを作成するにはいくつかの方法があります。
・Webサイトビルダー(HP作成サービス)
・ホームページ作成ソフト
・CMS
・テキストエディタ
・Web制作会社に依頼
「自分の好きなように自由に作りたい!」という方もいれば、「とにかく簡単に作りたい!」という方もいるでしょう。
どの方法があなたに合っているのか、分かりやすく「自由度」と「難易度」を基準にまとめました。
Webサイトビルダー(HP作成サービス)
自由度:★★
難易度:★
インターネット上で簡単にホームページの作成ができるサービスです。
最近では無料で利用できる作成サービスも沢山ありますね。
デザインを一から自分で考えなくても、テンプレートを使って作成できます。
「専門的な知識はないけど、自分でホームページが作りたい」という方にオススメです。
ただし、あくまで個人的なホームページとして、もしくは、あまり集客を求めない規模が小さいお店のホームページとして利用するのが良いでしょう。
企業のホームページとしてのビジネス利用はあまりオススメできません。
理由として、
・独自ドメイン(※1)が使えない、企業用の凝ったデザインができない、広告が表示される、といったことから、企業の信頼感に欠ける
・SEO(※2)対策が難しい
などが挙げられます。
ですが先述したように、コストを抑えながら簡単にホームページが作れるというのは大きなメリットです。
個人的なホームページにはぜひ利用してみてください。
一般的によく利用されているWebサイトビルダーには、下記のようなものがあります。
・Wix
・Jimdo
※1 ドメインとは・・・インターネット上の住所のようなもの。URLのwww.の後に続く文字列。
※2 SEOとは・・・Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略。Googleなどの検索結果の上位に表示させたり、より露出が増えるように行う施策のこと。
ホームページ作成ソフト
自由度:★★
難易度:★★(ソフトのレベルによります)
市販されているソフトウェアで作成する方法です。
Webサイトビルダーはインターネット上のサービスなのに対し、こちらはソフトを自分で購入して使用します。
初心者向けのものからレベルや目的に合わせた様々なソフトがあります。
初心者向けのソフトを使えば簡単に、さらに安く作成できるのがメリット。
数千円から販売されています。
ですが、Webサイトビルダーと同じく企業のホームページにはあまり向きません。
簡単に操作できる分、HTML(※3)に無駄なコードが多くなり、SEOに不利になってしまうのです。
また、ソフトによっては初めての方には扱うのが難しいものもあります。
Webサイトビルダー同様、「個人的なホームページをテンプレートに沿って作りたい」という方にはオススメです。
一般的によく利用されているホームページ作成ソフトには、下記のようなものがあります。
・ホームページビルダー
・ホームページ V3
※3 HTMLとは・・・Hyper Text Markup Language(ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ)の略。Webページなどを作成するための言語のことです。HTMLのソースコードと呼ばれる文書によってWebページの表示を命令することによって、Webページが表示されます。
CMS
自由度:★★★★★
難易度:★★★
CMSとは、Content Management System(コンテンツ・マネジメント・システム)の略。
専門的な詳しい知識がなくても、ホームページを管理・更新できるシステムのことです。
ただし、HTML・CSS(※4)などの知識があるほうが使いこなすことはできるでしょう。
0からホームページを作るより手間もコストも低く、最近では多くのWebサイトがCMSを使って作成されています。
企業のホームページですと、新着情報の更新や商品情報の更新など、頻繁にホームページを更新することが多くなると思います。
CMSは更新が楽にでき、頻繁に情報を更新する予定の方にはとてもありがたいんです。
CMSの代表格に、「WordPress」があります。
CMSの中でも圧倒的に多く利用されており、多岐に渡るジャンルのサイトで使われています。
プラグイン(※5)を使用すれば機能を拡張でき、ホームページに様々な機能を追加することが可能です。
※4 CSSとは・・・Cascading Style Sheets(カスケーディング・スタイル・シート)の略。HTMLと組み合わせて使用し、HTMLで指示した要素にさらに装飾を加えることができます。
※5 プラグインとは・・・機能を拡張・追加するためのツール。
テキストエディタ
自由度:★★★★★
難易度:★★★★★
「一から自分でホームページを作りたい!」という方には、テキストエディタで自分で記述していくという方法もあります。
今まで挙げた方法の中でいちばん難易度が高い方法と言えるでしょう。
HTML・CSSの知識、さらには動きをつけたりするにはJavaScript(※6)などのプログラミングの知識が必要です。
その分、しっかり知識がある方なら自分の好きなようにホームページを作成することができ、自由度も高いです。
Windowsなら標準搭載されている「メモ帳」もテキストエディタのひとつですし、Macなら「テキストエディット」もそうです。
ここにHTMLなどを記載し、保存する際のファイル名は半角で、ファイル名の末尾に「.html」と付けます。
これをダブルクリックして開いてみれば、ブラウザでhtmlの表示を確認することができます。
Web作成向けの無料のテキストエディタなども沢山ありますので、自分の使いやすいものを見つけてみると良いでしょう。
※6 JavaScriptとは・・・プログラミング言語。HTMLやCSSだけではできないような複雑な動きのあるものも作成でき、アプリなどにも使用されています。
Web制作会社に依頼
自由度:★★★★★
難易度:-
「自分では知識はないけど、本格的なホームページを作りたい…」
それなら、Web制作会社に依頼するのも方法です。
特に、企業のホームページやサービス・商品のページなど、信頼感が必要なホームページはしっかり作り込みたいところです。
もちろん自分で作る手段よりはコストがかかりますが、デザイン性・その後の集客効果など考えたらプロに任せるのが安心かもしれませんね。
「どんなホームページを作りたいか」によって方法を選ぶ
今回は、ホームページの作り方にはどんな方法があるのか、それぞれどんな特徴があるのかをご紹介してきました。
「ホームページの作り方」とひとくちに言っても、求めるホームページのレベルにより様々です。
先述しましたが、企業のホームページなどの場合は無料のサービスやソフトを使うことにはデメリットも色々あります。
作成の自由度や難易度、さらにはコストなども踏まえたうえで、どの方法にするか検討してみてください!