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集客カテゴリ量産型ECサイト構築

無料でECサイトを開設してステップアップを目指そう

ECサイトを始めることに対する敷居はとても低いです。どんなに良い商品やサービスでも隠していては広まりません。資金がなければ無料のサービスを使ってでも販売したいと思っている商品を世の中に流通させることが重要です。そうした願いを叶えるのが無料ASPなどを利用して構築したECサイトです。

ここでは無料でECサイトを作る方法やその後のことなどを解説します。

無料の意味は考えておこう

改めていうまでもないとは思いますが、無料といっても全てが無料ではありません。「無料で始める」というのはあくまで初期費用がかからないということです。こまごまとした作業に関わる労力だったり、販売に関わる手数料など、純粋な意味で完全無料で継続して運営できるものではありません。

あくまで「無料は最初だけ」と割り切っておきましょう。また、「無料」にばかり囚われていると、ランニングコストがかさんだり、売上げは伸びても収益が伸びないなんてことになるかもしれません。最終的にはあまり入り口にこだわらないことも大切です。

費用がいらないのはこの4つの方法

さて、実際にECサイトの費用がかからない方法はどんな方法でしょうか。

主に考えられるのは以下の4つと言われています。

  • 無料ASPの利用
  • 無料で出品可能なモールを利用する
  • EC Cubeなどのオープンソースを利用して作成する
  • WordPressのプラグインを利用して作成する

実際にはオープンソースやWordPressでのサイト構築には初期費用がかかります。それぞれ作成したサイトのデータを置くためのサーバーをレンタルしたりする費用が必要だからです。そこへ独自ドメインの取得なども考えているのであれば、ドメイン取得の料金も必要です。

サーバーのレンタルについては、初期登録料が¥3000ほどです。月額はプランにもよりますが¥1000程度からあります。もっと安価な月額で使用出来るサーバーもありますが、機能やセキュリティ面を考えると、最低限でも月額でこの程度の出費は考慮すべきです。他者の侵入を許し、書き換えなどがおこるとその修復に関わるコストは軽くはないので、そういった費用をあまり削ろうとは思わないほうがいいでしょう。ドメインの取得は年間で¥1000ほどです。この金額は.jpや.comなどで変わります。

また、オープンソースでの構築には知識的なことも必要になってきます。そういう点で初期費用は必要です。WordPressのほうが、そういった意味では比較的手間は少ないといえます。それでも、無料ASPやモールの利用とは比較にならないほど工数が必要です。その分、オープンソースやWordPressは他の2つと比較すると拡張性には優れています。

もう一つ考慮しなければいけないのはオープンソースはアップデートに対しての工数が多くなることを考える必要があります。ECサイトに限らずウェブではセキュリティ対策が常に課題になりますが、オープンソースで構築した場合はすべて自分で行なうため、その辺りのコストも考える必要があります。そうしたことから、自身で構築して管理も行なうオープンソースでのECサイト構築は無料で始めるECサイトのトレンドではなくなりつつあります。結果的に圧倒的に専門性が必要になってくるからです。

結局のところ、「無料」にこだわって始める場合は無料ASPを利用するか、モールへ出店することの2つに絞られるといえるかもしれません。

無料でのモール出品ならYahooショッピング

モールとは、インターネット上にあるショッピングモールのことです。具体的にはAmazonや楽天、Yahooショッピング、Lohacoなどがあります。モールのメリットは出品の手軽さと、そのサイト自体の高い集客力を利用できる点です。その変わり、販売する度に手数料が発生し、サイト自体の運用ルールにも強く影響を受けることになります。

どのモールに出品するかとなると、いろんな選択肢があります。例えば集客力で考えればAmazonや楽天の名が挙がるでしょう。しかし、無料ということにフォーカスするとYahooショッピングという選択肢になります。

Yahooショッピングは、十分に高い集客力をもっていますが、初期費用や月額の固定費が発生しません。そのかわり、決済手数料が3%以上発生します。手数料率は購入時の決済方法により変わってきます。また、その他にTポイントの原資として2.5%が発生します。その他、アフィリエイトでの広告手数料や、そこからの流入になると報酬が発生します。そのため、ランニングコスト的には販売が広がるとそれなりに発生してきます。

ただし、無料で展開できるということは魅力です。自前のECサイトとあわせて多角的に展開したいと考えるのであれば、利用してみたい選択肢といえます。YahooやYahooショッピング自体に集客力があるので、あまりSEO対策などを考えなくてもそれなりに成果をあげることが期待できます。

ただし、「ここ一本でたくさん売りたい」というのであれば、手数料の問題は考慮すべきです。「ブランディングをして商品をもっと知らしめたい」と考えるのであれば、そのための拡張性は期待できません。そうした点では他の方法に遅れをとります。それでもなお、自前のECサイトのオプション的に併用するという方法もあります。「こういう方法もある」と覚えておいて損の無い情報です。

無料ASPの課題

無料ASPは最近一段と普及してきました。BASEはテレビでのCMを盛んに展開しています。無料ASPとYahooショッピングを比較すると、月額手数料など、販売に関わるコストを抑えることができます。構築も簡単にできるものが多く手間もかかりません。もう一点あるとすれば、ブランディングという意味ではYahooショッピングより強くなります。例えば、料金は発生しますが、独自ドメインを取得することも可能です。

無料ASPを利用する上での課題は集客力での拡張性のなさです。SEO対策として記事流入などを目的としたコンテンツの作成して紐づけるなどの作業も困難を極めます。そのため、そもそも「ある程度の範囲に顧客がいる」「商品が有名」など、ここだけで成功しようとするにはある程度の条件があります。

それでも、「ECサイトとはどういったものなのか」という興味があったり、ざっくりと仕組みを捉えて、実際の業務と結びつけてみたいというのであれば、やる価値は十分にあります。初期の投資としては、テンプレートを選んで入力するちょっとした手間だけです。実際にやってみて、「こうしたい」「こういった機能が必要だ」ということを理解することが後々の財産になります。

無料で始めたらあきらめずステップアップを目指そう

無料ASPやYahooショッピングの圧倒的な弱点はブランディングに弱いという点です。その販売の成長力を伸ばすということはインターネット上では期待できません。

インターネットはコミュニケーションを滑らかにするための技術で、ECサイトを構築する醍醐味も、ユーザーと直で繫がれるというコミュニケーションのフレキシブルさにあるといえます。それを活かしてブランディングを進めて、商品や企業そのものの価値を高めることがECサイトの目的ともいえます。

そのブランディングをこの2つの方法では行なえないというのは拡張性という点では致命的といえます。そのため、それぞれ、頭打ちになってしまい発展性がなくなる可能性があります。

もし、伸び悩んでしまった場合は思い切って次へステップアップしてもいいタイミングです。ECサイトは継続していくことが成功の秘訣ともいえます。無料で始めたままの状態でやめてしまっては、その成功への道のりをみすみす捨ててしまうことになりかねません。

無料ASPなどでの体験は無駄ではない

とりあえず初めて見ることでわかることは実はたくさんあります。たとえば実作業にかかわるリソースなどです。最初は多くの人が開設すれば、あとは落とし穴にはまるようにユーザーが飛び込んできて、何もしなくても売上げが上がると思っていませんか。でも残念ながらそんなことは決してありません。

ECサイトを初めてみると意外なところにリソースが必要なことを多くの人が理解します。スタッフが対応できる工数を超えて受注が入ると、そこでパンクして目詰まりをおこします。ユーザーからメールで連絡が来れば、それに対応しなければいけません。

もし無料ASPやYahooショッピングで、少しでも体験していれば、こうしたことは必ず必要な作業として企業の体制に落とし込んだりすることを考慮できます。こうした内部的なことを考えることができることは、実は意外に大切です。どこに工数が必要でどういったスタッフが必要かといった体制作りにいかせます。

そのうえで何がこの先必要になるかということも、伸び悩んだポイントを振返ることで見えてきます。

ブランディングできるECサイト

この段階にきて必要なのは、ブランディングできるサイトの構築です。集客しやすいけれどブランディングの難しいモールと、ブランディングはある程度できても集客に課題のある無料ASPでできなかったことを実現するために、次のステップへ進みましょう。目指すのは集客もできてブランディングできるサイト構築です。

ASPも新たなものを選び、充実させていく必要があるでしょう。構築についても運営を考慮しながら作り方を考える必要があります。

企業向けのASPについては次の記事もぜひ参考にしてみてください。

【参考】ECサイトのASP〜いろいろあるけど、企業向けならどう選ぶ?

サイトのメンテナンスをしっかり行ない、コンテンツを増やして、サイト自体の認知が進んでいけば、収益化がどんどん進んでいきます。また、どんどん専門的な知識も必要になってくるでしょう。そういった段階にくれば、一緒に運営を並走してくれるサポート企業の力が必要になってきます。さらに深堀し、広げていくことでブランディングされ、ECサイトは強くなります。

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