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ECサイトの運営・運用

ECサイトのサイトマップは3種類〜ハイレベル?初心者向け制作の基本

WEBサイトの中でも、特にECサイトは1ページ構成では終わらず、複数のページで構成されています。そのため、作成時からどういった構成にするか、サイトマップを作ることで設計図として活用することになります。

また、実際にオンラインショップとしての運営が始まってからもサイトマップは必要なツールです。実はその中で必要なサイトマップは複数あることをご存知でしょうか。ここではサイト運営に関わる3種類のサイトマップについて解説します。

サイトマップはひとつじゃない

単なるインターネットユーザーというだけであれば、そもそもサイトマップという言葉をそれほど意識したことはないかもしれません。しかし、サイト運営、ましてやECサイトに関わるとなるとサイトマップの存在は無視することはできません。

そして「サイトマップはSEOにも影響する」ということが一般的に言われています。SEOとはGoogleなど検索エンジンからのサイト評価をあげて検索時の表示順位をあげてWEBでの集客力を上げるための作業です。検索検索エンジン対策に少しでも関わったことのある人であれば、必ずこの「サイトマップの影響」について聞いたことがあると思います。

その時、もしかしたら、ちょっとしたウエブサイトにもついているページの一覧を思い浮かべた人も少なくないのではないでしょうか。

確かに今思い浮かべたものもサイトマップで間違いはありません。しかし、SEOに関わるサイトマップはこれとは少し違います。少し違うとはどういうことかと疑問に思った方には先に事実を受け入れてもらうしかありません。それは「サイトマップの存在はひとつではない」ということをまず認識することが必要だからです。

最初にイメージしたようなサイトマップはHTMLサイトマップといいます。これは主にページに訪問したユーザーのために作ります。そしてSEOに必要と言われているのはXMLサイトマップと呼ばれるものです。Googleが各ページの情報を収集するために利用しているクローラーと呼ばれるボットがあります。クローラーはそのXMLサイトマップを読み込むことで、サイトの情報を素早く受け取ることができます。その結果、検索結果の反映に強くなるというものです。

そしてもう一つ、サイトマップの種類があります。これはそれぞれのサイトの分析用に使われるハイレベルサイトマップというものです。この場合のハイレベルは高階層という意味です。名前を聞いて身構えた人は安心してください。決して技術的に難しい、あるいは高いレベルにあるという意味ではありません。

このサイトマップは分析やサイトの改善ポイントを考えるために使います。このハイレベルサイトマップは、ECサイトに限らず、他のウエブサイトの構築や管理などでも活用されます。しかし、ECサイトでは重要度が高くなります。

サイトマップはサイトを構築する前にも作成します。この場合のサイトマップはサイトの構造を把握する設計図みたいなものです。実際に専門的に設計として使う場面ではER図などを使うことになります。その前段階のもっとざっくりと構成を考える場合に簡単にサイトマップを作って使われることがあります。

ER図については以下の記事を参考にしてください。

【参考】ECサイトとER図の関係〜担当者は必須じゃないけど知れば便利

そして、サイトのパーツとして使うサイトマップや、その後の運営で使われるのが、上記の3種類のサイトマップです。それぞれ、役割があり、優劣はなく、それぞれが、それぞれの場面で重要です。

それでは個別にサイトマップについて詳しく見ていきましょう。

ユーザビリティをあげるHTMLサイトマップ

HTMLサイトマップは要するにそのサイトの目次のページです。これをWEBの閲覧可能な場所に設置することで、一覧でどういったページがサイト内にあるのかをユーザーが把握しやすくなります。これはマップという名の通り、例えば公園の入り口にあってどこに何があるのかを示す地図のようなものです。

サイトが階層になっていると、目的のページがどのページの配下になっているのか、あるいは別にカテゴリが立っていてその配下にいるのかといったことはユーザーはわかりません。そしてほとんどの場合、サイトは階層化されています。

そうしたことをわかりやすくし、迷子になるのを避けるためにHTMLのサイトマップがあると便利です。

ただし、ECサイトの場合はカテゴリのページやプルダウンも存在します。また、その中のページと同一の場合もあり、urlが動的な場合も少なくありません。このような構造を持っている場合には検索時のユーザービリティをあげる役割もあります。

いずれにしても、設置の目的はユーザーの使いやすさ、つまりユーザビリティの向上を目的にしています。

作成のポイントは見やすさ

HTMLサイトマップを作成する場合は、見やすさを一番に考慮することが重要です。具体的な方法としては、カテゴリごとに色分けをしたりするなどで視認性をあげることなどがあります。こうしたちょっとした工夫をするだけで見やすくなることも少なくありません。作成する場合はカテゴリごとに線で囲んで背景色を変えてみるなどデザインで工夫するといいでしょう。

大項目とその配下にある中項目や小項目なども、フォントの大きさや種類を変えたりすることで、資格的に違いを演出して分けるなども効果的です。こうしたHTMLサイトマップは利用しているASPなどによっては自動で生成してくれたり、プラグインなどで自動的に生成してくれるケースもあります。

しかし、個別で作らなければいけない場合は見やすさに考慮して作成にトライしてください。基本的にはどうやったら使いやすいかユーザー視点で考えてみることが重要です。サービスを補強したり、改善する一環として取り組むのが良いでしょう。また、サイトマップへのリンクは多くのサイトでは一番下のフッター部に置くことが多いです。

最近ではバーガーメニューなどを利用することも多いのですが、その内部にサイトマップを置くよりは、メニューに入るとすでにページの分類がされていることが多いので、あえてここに置かない場合も少なくありません。

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SEOに向けたXMLサイトマップ

SEOに必要とされるサイトマップがこの「XMLサイトマップ」です。XMLとはファイル形式のことで、コンピューターが読み取るために使うものです。もう少し正確にいうならばマークアップ言語のことを指します。ファイルのやりとりが容易なため、いろんな場面で使われます。

HTMLも同じくマークアップ言語ですが、こちらは処理することで人間が視覚的に捉えられるようにするための言語です。一方、XMLは主にコンピュータ同士のやりとりに使用されています。これらのマークアップ言語を効率よく連携させることでウエブサイトが潤滑に稼働するのです。

XMLサイトマップをSEO的に活用するという場合は、Googleが検索結果を作るために情報を収集しているロボットが読み込んでどんなサイトなのかを理解してもらうために使います。XMLサイトマップがあることでボットはどういったページがあるかを円滑に把握することができるようになります。SEOに対応しやすいと言われているWordPressでは自動でこのXMLサイトマップを生成してくれます。

逆にこのXMLサイトマップは通常のユーザーからは基本的に見えません。また手動で作成する場合は、いくつかの項目のXMLファイルを作ってアップロードしておく必要があります。

以下のようなファイルを作成し、親フォルダを作成して格納することが一般的です。

  • カテゴリーページのURLが記載されたファイル(category.xml)
  • アップロードされたページのURLが月ごとにフォルダ分けされて記載されたファイル(20XX-MM.xml→XXには年、mには月)
  • トップページとHTMLサイトマップのURLが記載されたファイル(misc.xml)
  • googleニュースに送信するコンテンツのURLを含むファイル(news.xml)
  • 動画コンテンツURLを検索エンジンに認識させるためのファイル(movie.xml)
  • 画像コンテンツURLを検索エンジンに認識させるためのファイル(image.xml)

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分析に用いるハイレベルサイトマップ

ハイレベルサイトマップはあまり一般的には耳馴染みのない言葉かもしれません。サイトの分析を行う人が主に使うサイトマップです。運営を担当する者にとっては知っておくと便利な方法です。

この場合のハイレベルとは「上から見る」というような意味で捉えると概念を理解しやすいでしょう。俯瞰図的にサイトを捉える手法です。

コンバージョンとなるルートを盛り込んで分類わけし、カテゴリごとに分けてマッピングします。そうして出来上がったハイレベルサイトマップを分析用のユーザーの行動したデータと付き合わせて利用します。それによってどこに問題が起きているのか、どういった点を改善すべきかを洗い出すのに活用します。

基本的にハイレベルサイトマップはシンプルに作ります。文字通り俯瞰して見るということがとても重要です。

大抵の場合、その分類はユーザーの行動フローと合わせて大きく分類して描かれます。カテゴリの下の細部までは考慮せず、あくまで高階層で考えます。ページ単位というよりは、フローで分かれている感覚に近いです。それによってそのページ遷移していく階層のどこに問題があるのかをよりわかりやすく考えることができます。

ユーザーの流れ

ハイレベルサイトマップを作成する場合、基本的な分類としてはコンバージョンに関係があるのか、それともないのかということで分けることが一般的です。

ユーザーが通常、サイトに入ってきて循環するエリア(循環エリア)にはトップページやカテゴリページ、商品ページがあります。この動線からはカート、買い物登録、そして購入へ続く流れがあります。ECであれば最も重要なコンバージョンは購入の確定になります。

他にもコンバージョンへの流れはメールでの集客で反応したユーザーや、会員登録ページからの流れもあります。

コンバージョンに関係のない流れとしてはヘルプページや会社情報ページなどがあります。こうしたページ群の繋がりをマッピングすることでハイレベルサイトマップができあがります。

ハイレベルサイトマップで特徴的でかつ重要なのは複数置かれたコンバージョンのエリアです。

分析時に意識する3つのコンバージョン

ECサイトでは最終的に購入してもらうことを目的としています。そのため、最大の価値あるコンバージョンは「購入を確定してもらうこと」にあります。これが「ファイナルコンバージョン」です。要するに最終目標ということです。

ECサイトの場合は「買い物かご」や「情報入力」がその最終的なコンバージョン前の重要なステップです。この集積を「ステップコンバージョン」と位置付けて分析します。

このステップコンバージョンで止まってしまうことがありますが、これはいわゆるカゴ落ちのことで、それを分類しています。

こうして分けてみることで、ステップコンバージョンで止まってしまうという場合はどのステップのどういった部分に問題があるのかを考えることに繋がります。例えば買い物かごまではユーザーは商品をいれるけれど、それ以上は進まないといった場合には何が懸念になったのかを考えるきっかけになります。

また、メルマガ登録や会員登録ページへ入り、実際に登録まで至ったユーザーは今後購入する確率の高いユーザーということになります。これらのページも一つのコンバージョンとしてしっかりと観察します。これらは「マイクロコンバージョン」と位置付けられます。

マイクロコンバージョンを増やしていくことは将来の売上アップにつながっていきます。他の言い方では「リードの獲得」などともいいます。こうした思考法はブランディングの中でも有効です。リードを増やしていくことで市場の裾野が広がっていきます。

ハイレベルサイトマップで重要なのは、こうしたコンバージョンについての分類や用語ではありません。しっかりとページを分類し可視化してみることにあります。こうすることで確実にポイントを捉えやすくなります。大きくみることで問題を捉え、さらに細かく切り分けを行っていくことができるようになります。

Google Analyticsなどを中心に分析用のツールを利用していたとしても、どこを目指してユーザーが動いていくのが良いかという視点がなければ、分析もすすみません。ハイレベルサイトマップを作成することによって、みるべきポイントが明確になります。そうすることで数値の情報をより生かせるようになるでしょう。

また、循環エリアでも、ユーザーは最初にどこに着地して、その後にどう動いたかしっかりと理解できるようなサイトの構造になっているかといったことも分析の中でわかるようになります。つまり分類をしっかりしておくことで集客時のポイントもわかるようになるということなのです。ハイレベルサイトマップ作成を機に、今一度見直しておくのも良いでしょう。

まとめ

このようにECサイトでは、それぞれのページの役割をしっかりと把握し、その役割を発揮できるような構築や運営を実施していくことが重要です。

ページそれぞれの意図は何か、そして効率のよい、見やすい配置になっているかといったことをしっかりと考えながら構築し、運営を進めていくことです。

もし、そうしたことに行き詰りを感じている場合はぜひ弊社へご相談ください。その際は今まで培ったノウハウを活かし全力でサポートしていきます。

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