中小企業にこそブランディングが必要です!
2017.09.04
CONTENS
社員総会を開くまでになったお客様を見て、確信をしました。
弊社とずっとお付き合いをさせていただいている、ものづくりメーカー様が、つい先日創業以来始めての社員総会を開かれました。ホテルの会場を貸し切って、社員に向けて方針発表をしたり、役職につかれた社員の方々のスピーチを聞かせていただいて、胸が熱くなりました。
その会社の役員の方や社員のみなさんにとってはもちろんですが、ずっとブランディングのお手伝いをさせていただいている弊社にとっても、それは一つの成功や成長が形になったと思うことができましたし、これからももっと成長させていきたい、と心から想うことができました。
お手伝いを始めた当初は、純粋な工房と呼ばれる会社様で、ものづくりに真摯に取り組んでいらっしゃいました。ですが、当初は次の会社のステップや、社員の教育よりも、現場のものづくりを最優先されてたと思います。それが、今では社員総会を開くまでの意識の変化にまでなり、何よりも嬉しく感じました。
ブランディングは、会社を成長させること。
世間の認知が上がり、ブランド力が上がっていくから、売上もあがっていく。それに応えていく会社様も意識が相乗的に向上していき、会社もどんどん良くなっていく。
世の中に認められて、広く認知されるから「ブランド」と言えます。それがつまり、ブランディングなのですが、ブランディングが成功するまでの道のりは、単に商品やサービスが認知されていくことだけではなく、会社やそこにいる人も一緒に成長していく、それがあって初めて、ブランディングなんです。
ブランディングは、会社を成長させること。これから会社を成長させたい、中小企業さまにこそ必要なものだと、弊社は考えてます。
自社の魅力を一番知っているのは誰でしょう?
自社のことを一番よく知っているのは、おそらくその会社の社長様でしょう。でも、社長様ご自身が、自社のことを語れて、自社のことを絵にできて、自社のことを世の中に広める術をお持ちかというと、それは別問題であると思います。
ブランディングは簡単に言うと「見える化」です。
ブランディングは、会社様そのものや、商品やサービスを、社長様の主観的な想いと、第3者からみたときに気づいた魅力の抽出を掛け合わせて、一番伝わるカタチに変換していくことから始まります。
たとえば、商品だけがそこにある状態から、商品のコンセプトを言葉にし、商品を語れるキャッチコピーをつけ、商品の魅力を表現したロゴやイメージ写真に変換していきます。
そしてその変換されたカタチを、世の中の人に見ていただくための、様々な方法をチャレンジしていく。ブランディングの過程は、カタチを見える化し、世の中の人の目に触れるよう見える化していき、ブランドと呼べるものになっていきます。
デザイン会社との違いは、過程にあります。
デザイン会社が何かのデザインをするときに、目的とするのはそのデザインをすることです。デザインをする会社なので、当然そうなります。
webサイトを制作したり、やることは似ていますので、ではブランディング会社との違いがどこにあるのかというと、目的をブランドを育てることに置き、ブランドの成功を目的に置いていることにい一番の違いがあるのだと思います。デザインを起こすことに、もちろん大きなこだわりを持ってはいますが、あくまでもそれは過程なのです。
ブランドを成功させることが、私たちのミッションです。
社員のモチベーションにつながるから、リクルートにも有効です。
ブランディングは見える化をすることですが、それは働く社員にとっても大きな効果をもたらします。自社の商品であっても、意外とその魅力に気づいていないことってあると思います。社員にとっても、自分の会社の商品が魅力的なカタチになり、それが世の中に認められていく過程は、大きなモチベーションになります。
また、ブランドを育てていくと、最初にリリースした時から成長すればするほど、いろんな改善点やお客様の声を聞けるようになります。会社に求められる声が大きくなれば、それに応える会社も成長し、中の社員の意識も向上していくのです。
ブランディングは時間がかかるものだから。
思い立った今から、ブランディングを始めませんか?