初心者がECサイト構築に挑戦するならQiitaで質問という技をキープ!

2020.10.19

今や自ら「WordPressでサイトを作ってみよう!」とトライする人は少なくありません。ですが個人で「ECサイトを作ろう!」というような人はある意味で勇者と言えます。しかし、「ECサイトの自主制作」という冒険に乗り出すことを止める理由はありません。

ただし、誰も仲間もいない状態での旅は現実世界でもファンタジーでも危険です。そこでWEBでのことであればWEBで解決する一つの方法としてフォーラムの利用があります。ここではQiitaなど総合的にテクニカルな事象を扱うフォーラムを紹介し、そのの活用についてを中心に解説します。この記事を読む所要時間は5分程度です。

求めるものには開かれるのがWEBの世界

WEBでのコミュニケーションの場は殺伐としたやりとりが交わされる戦場のような場面もありますが、知識の共有という点については積極的に行われており、大きな意味を持っています。これはまさに集合知を体現する場と言えます。

世界的なレベルで見ると非常にマニアックなトピックに世界中からその知識を持った人が特定のフォーラムに集まって、さらに知識を高めあったりすることが積極的に行われています。

日本では2ちゃんねるなどのイメージで掲示板のような場と言えば「荒れる」といったイメージもあります。また、Twitterなどでの炎上など、インターネット上での知識のやりとりに対して良いイメージを持たない人も少なくないと思います。しかし、もし独自に学習しようという人にとっては非常に開かれている場所でもあります。

それはWEB作成はもちろん、それがECサイトの構築であっても同様のことが言えます。専門的に業務として請け負っているような人はそう易々と完全公開の場で意見を求めるようなことは守秘義務があるのでできません。

しかし場所をしっかりと選び、マナーを守れば多くのことをインターネットから吸収できるはずです。

こうした個人の知識の持ち寄りを利用して、実際に実用のレベルをあげているWEBのサービスも少なくありません。最もわかりやすい例はWikipediaです。これは多くの専門知識を持つ人が、本業の合間にトピックを作成していると考えられます。もちろん情報の精度については100%ではないことは周知の通りですが、プログラムに関わるようなことについてはまさに「求めるものは開かれる」といっても過言ではありません。

ECサイトでもWEBのテクニカルな部分についてのカテゴリーは様々に存在します。例えばHTMLやCSSの基本的なことであれば、基本事項をまとめたサイトも少なくありません。

実際に様々なコード(Code)について共有されていることも少なくありません。それだけでなく、どうしても具体的に踏み込んだ部分でわからない部分がある場合は、その物事を理解している人に直接聞いてみたいということがあると思います。

もし、そういった知り合いも思いつかないという状況であれば、継続して専門的に学ぶつもりであればプログラミングのスクールなどに行くということも考えられます。しかし、ワンポイントであればそこまで考えると費用対効果も考えて遠慮してしまうこともあるでしょう。

そういった場合に様々なフォーラムが孤独な製作者の大きな味方になってくれるはずです。「ゴールはサイトの運営であり、エンジニアリングをゴールとしていない」といった場合にもこうしたフォーラムの存在は大変助かります。

エンジニア

を目指している場合でも、もし孤独に単独でECサイト構築にASP以外の方法でトライするなら、知っておくだけで気持ちも違います。

Qiitaはアクティブに質問し情報共有できる

それなりに世間で使われているWEB周りの知識についてであれば、多くの場合、フォーラムが存在します。ただし、コミュニケーションに使用される言語が日本語とは限りません。

エンジニアリングについて、それぞれの構築方法を飛び越えて聞いてみたいというのなら「Qiita」はオールマイティです。実際にプログラムを公開している人から、わからないことについて教えを請う人まで様々な人がプログラムに関わるスレッドを立てています。

特に領域については制限はなく、様々なapiや、バックエンド、フロントエンド、データーベースなどたくさんの質問が並んでいます。

質問する場合はユーザー登録する必要があります。実際に同じような質問をする人というものは意外にいるものです。そのため少し、記事を投稿するのはハードルが高いというユーザーであれば、そうしたスレッドを閲覧するだけでも、もしかしたら疑問が晴れるかもしれません。

qiitaはしっかりと利用規約があり、ガイドラインを守って、それぞれのユーザーは公序良俗を意識して利用されている印象があります。不適切なものや違反についてはしっかりと排除されています。そのため、エンジニアが情報交換をするコミュニティとしてしっかりと秩序が保たれています。

公称では700万のユーザーが1ヶ月にアクセスしているとしています。そのため、情報も集まりやすく、確度も高いのでしょう。利用する場合は基本的には記事投稿をベースにした知識の共有サイトであることは忘れないようにしましょう。あくまで、プログラマーに向けた技術的な知識共有のフォーラムです。

実際には初心者だけでなく、いろんなレベルの人が活用しています。

【参考】Qiita

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単独のECサイトの制作に踏み込むならフォーラムの存在は確保せよ

ASPでECサイトを始めるのであれば、サポートセンターに聞いてみるという方法があります。一方で、オープンソースでのWEB制作が継続されているのは、それぞれのフォーラムでの情報共有が充実しているからです。

EC-CUBEやWordPressはそのテクニカルなコミュニティが非常に充実しています。それが新たな技術者を生みだしたり、新たな発展へと結びついています。また、こうしたコミュニティのしっかりしたパッケージは何かと安心感が違います。実際に有料のソフトウエアなどでも同様です。

あまり多くいるとも思えませんが、もし、そこまでのWEB知識を備えずに単独でECサイトを一から構築しようという猛者になるというのであれば覚えておく必要があることがあります。オープンソースでもフォーラムの充実ぶりは確認してから始めてください。

「聴くのは一瞬の恥、知らぬは一生の恥」ともいいます。時には質問できる環境というものは身にしみてありがたく感じることでしょう。また、そうして身に付けた知識は、限界を感じて専門のプロへ依頼しようという場面でも生かされるでしょう。

ただし、最近では依頼を受けて作成したプログラムのソースコードをどこかにアップロードして評価を確認するといったことで情報漏洩につながるパターンがあります。エンジニアの皆さんは、こうしたことは重大なセキュリティの問題につながることをしっかりと認識しておきましょう。

また、エンジニアを目指していないという場合は素直にアウトソーシングを活用することを考慮することも重要です。

WEB制作のプロフェッショナルは専門的に業務として取り組んでいるのでバランスよく知識を持っていますが、基本はチームで分業して取り組んで行きます。もし総合的に概要を把握して発注できればそれは大きな力になることは間違いありません。

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